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ギターレッスンの追加募集です!

ギターを何人かレッスンする事になったのだが、時間的にもう一人くらい教えられそうなので、よろしかったらメールやメッセージなどでご連絡ください。

ご連絡いただいた方には、個別に料金等詳細は追って折り返しご連絡しますね。東京でなくとも、Skypeや動画やり取り等の方法がいくらでもあるのでご相談ください!

応募がない場合は、こちらから教えたい人にご連絡します...ってあれ?そんなわけねーか?!

ちょっと酔っているな、

連絡待ってま〜す。

僕の音楽史(75)

【大学1年生(1980年~81年)】

 ライトのトロンボーン奏者川島君から録音してもらった残りの2枚を聴きます。

ロレンツオ


 「なんだこれ、パット・・・あれ、何と読むんだろう?」

 カセット頭から曲をかけます。

 「なんだ?これギターの音?なんの音だろう・・・??」

 なんだかよくわからないまま終わりました。次は明らかギターの音が聴こえてきます。が、しかしです。

 「なんかクネクネしていて、なんだか女っぽいギターだな!」

 カセットテープを最後まで聴くことができませんでした。今のCDやデータと違って、カセットは曲を飛ばすことが出来ません(笑)。

 これが、パット・メセニーとの「初めての出会い」でした。

 僕の事をどんなギター弾きか知っている人は、パット・マルティーノとパット・メセニー、この2人から僕はどんなに影響を受けているか!そして僕がいまだにギターを弾いているのは彼らのおかげかってことは、きっと容易に想像できると思いますが、最初の出会いは、実はこんな感じだったのです。もちろん僕の音楽性が未熟だったことだけが理由なのですがね。メセニーについては、ここで一旦は終わりです。


 もう一本、ジョージ・ベンソンのテープを聴きます。

ブリージン

 もちろん、彼の名前くらいは流石に僕でも知っていましたが、演奏は初めてでした。これは、一発で気に入りました。そして、独特のグルーブ感と速いパッセージにもう虜になりました。僕はこの時点では黒人ギタリストを意識して聴いたことも初めてだった思います。躍動感に満ちたバネのあるパッセージは黒人の陸上短距離選手が思い出されました。ただ、彼のギターを研究しだすのはもう少しあとで、別のアルバムやミュージシャンを聴くようになってからです。これも、また別の機会に書こうと思います。


 レギュラーバンド練習の時に川島君と会い、録音してもらった3本の感想について話しました。

 「ベンソンは気に入ると思ったが、メセニーについては意外だな。」

 とのコメントでしたね、たしか。



 そして、先輩達の演奏する姿に目をやると、今まで見たことのない先輩がアルトサックスを吹いていました。

  「あれ、誰だろう?」

  「お前、知らないの?あの人が淳平さんだよ!!」

  「????」

 

 

ジャズギター裏口入学(15)

【アルペジオ(3)】

 ジャズを勉強して間もない頃、キーチェンジやコード進行の変化に対応できなかったので、いわゆる「一発もの」のコピーばかりしていました。頭で理解できるまで停滞しているわけにはいかないので、とりあえずフレーズのストックを増やそうと思ったからです。そして、一発ものならロックあがりの自分でもなんとかコピーすることができました。ロックでは「一発もの」と言えば、大抵は「E7」「A7」「D7」がほとんどでしたが、ジャズは「Dm7」が圧倒的に多かった気がします。マイルスの「ソー・ホワット」の影響と思いますが、もちろんそんなことは当時わかりませんでした。「Dm7一発」のフレーズをコピーしていて、どんなプレイヤーでも下のようなフレーズを弾いていました。あ、譜面のタイトルは正確に言うと「Dm7アルペジオ」ではなく「Dm7アルペジオの応用フレーズ」ですね。

 nori_000023.jpg





 動画ですが、一つ目のフレーズは、速度をあげて弾いてるときは少しスィープぽく弾いたりしてますし、二つ目のフレーズはあまりうまく弾けていないですが、勘弁してください。ニュアンスは伝わりますよね?

 このフレーズ、Dm7のコード・トーン(D-F-A-C)がそのまま順番に出てくるアルペジオのフレーズで、特に2段目の一小節目のフレーズはウェス・モンゴメリーがよくやる必殺技(ってほど大げさなものではないか???)です。

 こんな感じで、前回説明したメジャー7thと今回のマイナー7thのアルペジオとそれを応用したフレーズをいくつか覚えて、そればかり弾いていた記憶があります。

 アルペジオってくらいなので、コードの数だけ存在するわけですが、大きく分類すると「マイナー」「メジャー」に分かれるわけですから(マイナーメジャー7thは?なんて言わないでくださいね)、この2つは絶対に指にになじませて、後はテンションを加えて自分なりに練習に組み入れてみてもいいと思います。僕は、めんどくさがりなのでこれ以上はやりませんでしたが・・・・。

 今まで解説してきた

 ・チョーキングをハンマリングで弾いてみる。
 ・コードトーンをちょっと意識した簡単なブルース
 ・3音ボイシング

 そして、この直近数回で解説してきた

 ・アルペジオ

 これだけでも随分とジャズっぽく聴こえてくると思います。僕が大学1年終わったくらいの実力は正直、まだこの程度でしたので、「スタンダードでジャムセッション」のレベルまでまだ道のりはかなり先だったと思います。

 次回からは、「ジャズギター初心者がまず学習した方が良いスタンダード」を今までの経験から自分なりに書いてみようと思います。

 


 

5月のスケジュール

5月10日(木) 東中野セロニアス

中野区東中野4-3-1 もみじゃビルB1
東中野駅西口・東口いずれかを北側出て徒歩3分
http://thelonious.ec-net.jp/
【メンバー】
 武田謙治(g) 阿部義徳(p) 座小田諒一(b) 丸谷茜 (ds)

 以前もフェイスブックに投稿しましたが、ライブの本数を減らし、その分個人練習やバンドリハに時間を割き、一回のライブのクオリティを上げようと頑張っております!!

 5月はレギュラーバンドでのライブ1本だけです。
 
 僕の大好きなギタリストでもあるPat Martino、Pat Methenyの楽曲やスタンダードのみならずメンバー全員のオリジナルも演奏していきます。

 お時間ある方はぜひ見に来てください!

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僕のレコード棚公開します!(44)

【スタンリー・ジョーダン/スタンリー・ジョーダン】

IMG_0408 (1)

【メンバー】
スタンリー・ジョーダン(p)ウェイン・ブラスウェイト(b)ピーター・アースキン(ds)他
【曲目】
エリナー・リグビー/フレディー・フリーローダー/ラウンド・ミッドナイト/オール・ザ・チュルドレン/ザ・レディ・イン・マイ・ライフ他

 スタンリー・ジョーダン、最近の若手ギタリストは知っているのでしょうか?両手でネックをタッピングしてギターを弾く人です。デビュー当時は非常に話題になり、大々的に宣伝していましたので、一応買いました!

 でも......ダメでしたね。理由は3つ。

 一つ目は自分の奏法とは全く違うので、自分の演奏の参考にならないからです。

 二つ目の理由、両手でネックをタッピングする奏法なので、おのずと左手でベース・パート、右手のタッピングでメロディー・パートを弾くことになります。すると、左手と右手がバッティングしないようにするためか、メロディ・パートの音程がどうしても高くなってしまい、ちょっと違和感を感じます(僕にとっては・・・)。

 三つ目はタッピングで音を出している関係で、ピックでしっかり弾くのとは違って、音が不安定でちょっと耳障りです(僕にとってはですよ!)。

 したがって、後にも先にもこれしか聴いていません。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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