マイナー・コンバージョン・コンセプト発展編
Multiple Substitutesの最終として、A7上でEm、B♭m、Gm、D♭mの想定し、それを自由に登場させてアドリブしてみます。
今回はこれらの複合的な代理だけにとらわれず、それらをクロマティックなラインでつなぎ合わせたり、別なスケールを想定したりして、なるべく実践的なアドリブ演奏にしてみました。
どうですか?マルティーノっぽく(あくまで『ぽく』ですがw)なりましたか?
いろいろなアウト奏法の考え方があると思いますが、彼の場合は今まで解説してきた「マイナーの複合的代理上で演奏されるドリアン・スケールのアドリブ」それが結果として「ルート音(今回の場合はA音)から相対的にアウトしている」ものが随所に聴かれます。勿論、彼のアウト奏法はこれだけではなく、違った方法論でのプレイもありますが、それはこのコーナーではなく、今後の「Pat Martino奏法研究【完全版】」の方での解説となります。合わせてお読みいただけると嬉しいです!
