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マイナー・コンバージョン・コンセプト発展編

 【 Multiple Substitutes(5)】

  Multiple Substitutesの最終として、A7上でEm、B♭m、Gm、D♭mの想定し、それを自由に登場させてアドリブしてみます。

 今回はこれらの複合的な代理だけにとらわれず、それらをクロマティックなラインでつなぎ合わせたり、別なスケールを想定したりして、なるべく実践的なアドリブ演奏にしてみました。



 どうですか?マルティーノっぽく(あくまで『ぽく』ですがw)なりましたか?

 いろいろなアウト奏法の考え方があると思いますが、彼の場合は今まで解説してきた「マイナーの複合的代理上で演奏されるドリアン・スケールのアドリブ」それが結果として「ルート音(今回の場合はA音)から相対的にアウトしている」ものが随所に聴かれます。勿論、彼のアウト奏法はこれだけではなく、違った方法論でのプレイもありますが、それはこのコーナーではなく、今後の「Pat Martino奏法研究【完全版】」の方での解説となります。合わせてお読みいただけると嬉しいです!

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初めまして!

初めまして!パットマルティーノ奏法を参考にさせて頂いています!

4つのドリアンが使える事は理解できたのですが
スケールの切り替えが上手くいかず、ぶつ切れで取ってつけたようになってしまいます。
それぞれのスケールを繋げ合わせやすいポジション、フレーズ、スムーズに切り替えるポイントなどありますか?
解説して頂けますと嬉しいです。ご検討宜しくお願い致します。

解説します!

コメントありがとうございます!

久々のコメントでしたので、気づくのが遅れてしまいすみませんでした!!

質問の内容は理解しました。この解説を何回かに渡って動画付きで投稿していこうと思います。

今しばらくお待ち下さい!




ご返信ありがとうございます!

どうもありがとうございます!楽しみにしております!
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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