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ソロ・ギター道場(35)

【 Body&Soul (4) 】

 譜面4小節目のEdimの部分ですが、どうハモるかってところですが、少し悩んでしまいます。なぜ悩むかって言うとEdimの構成音はE、G、B♭、D♭です。一方、メロディの4小節3拍目の音はC音です。要はEdimの構成音ではありません。

 一般的なフォームを2つご紹介です。どちらの動画もFm7の部分は共通です。

 最初はEdim=Gdimと考えて、4弦5フレットのG音をルートに考えたGdimのフォームで小指を1弦8フレットまで伸ばして弾くやり方。Cに続くB♭はGdimの構成音ですからそのままGdimを弾きます。



 次のEdim=B♭dimと考えて、4弦8フレットのB♭音をルートに考えたB♭dimのフォームを弾くのですが、このままでは1弦D♭音になりますので、半音下げてCにします。B♭音は上と一緒です。



 ディミニッシュはソロギターで使える小技がたくさんありますので、次回はそれをいくつかご紹介します。

スクリーンショット

ソロ・ギター道場(34)

【 Body&Soul (3) 】

 そういえば、Body&Soulの譜面を掲載しておきます。忘れていました。

IMG_3165.jpg


 3小節目のD♭△7に向かう前ですが、まずは譜面の通りA♭7を弾きます。テンションを13→♭13と動かすとスマートな感じになります。



 括弧表記のD7(譜面の括弧の表記)を弾くと多少「おっ?」ときます。いわゆる代理コードです。前のE♭m7からE♭→D→D♭と半音で進行していくので流れもいい感じです。



 一歩進んで、このD7をⅡⅤに分けてしまってAm7-D7-D♭△7にしてしまうのはどうでしょう?バンドでやるときは他の楽器との兼ね合いで勝手気ままにコードを変更できないことも多いですが、ソロ・ギターはより自由ですね。ジョー・パスなんかのソロ・ギターはこのⅡⅤ分割の集合体みたいな感じです。



 下の動画のようなAm7-D7を想定して、Aドリアン・スケールのパッセージを弾くとか間に挟み、D♭△7に解決してみせると「おや?→ん?→ほっ」不安定から安定に解決する感じでジャズっぽくなります。やっつけで弾いてみたので、実はあんまり解決できていなかったりしますw


ソロ・ギター道場(33)

【 Body&Soul (2) 】

 出だしのB♭7のところですが、まずは下の動画。B♭7と言えば最初に思いつく誰でも知っているコードでハモってみると下の動画。メロディはFで5度の音です。



 どういう印象ですか?決してダメじゃありません。でも、残念ながらちっとも面白くないですよね。ルートと3、5、7thのまんまのコードは、はっきり言ってこのようなバラード演奏ではほとんど使いません。でも、まずはこれがスタート地点と思います。

 ただ、このコードを鳴らす前に一瞬♭5thの音を鳴らせば使えるかもです。下の動画です。



 同じ7thでも4弦でナチュラルB音を入れてB♭7(♭9)にすると俄然にかっこよくなりませんか?(下動画)



 ケニーバレルは確か下のようにDディミニッシュ(5弦ルート)を弾いていたと思います。B♭7≒Bdim=Ddimですからこれが成り立つわけです。動画のポジションではトップの音もF音ですので、ワングリップで弾けて都合が良いです。



 まだまだそれこそ無数のハモが考えられるわけです。

 色々やってみてください!

bodysoul.png

ソロ・ギター道場(32)

【 Body&Soul (1) 】

さて、Body & Soul です。この曲はライブではよくやる曲です。だからっと言って得意曲と言うわけではなく、むしろ苦手なんであえて挑戦のためにやっているような曲です。

 この曲と言えばまず思い出すのはジムホールですね。ケニーバレルの演奏も素晴らしいものがありました。

 最近「朝起きて何のウォーミングアップもなしにいきなりスタンダードを一曲演奏する」ってことをよくやっています。ライブ演奏での突破力を養うにはとても良い気がします。当然何も考えずボーとした状態ですから素晴らしい演奏は難しいです。構成力もイマイチですし、ミストーンも比較的多くなります。でも、ライブの時って割とそんな状況であることが多いです。そんな状況でも「なんとか最後までまとめ上げる」良い練習になるのではないかと思っています。

 下の動画もまさにそんな状況での演奏動画です。

 一緒に練習していきましょう!



bodysoul.png

ソロ・ギター道場(31)

【 Misty(最終回)】

 何回かに渡って長々とMistyを題材に話してきましたが、これで最終回です(やっとw)。



 今日、朝起きて楽器を手にして、なんのウォーミングアップをすることなしに弾きました。したがって、構成力は今ひとつですし、あらぬ方向に行きかけたりしていますが、初回の演奏に比べると全然まともと思います。

 今回はフルアコES-175の生音です。前回の「風呂場で弾いた様な生ギター」とは全く違います。

 一応解説してきた小技を入れてきたつもりですが、少し単音でパラパラと弾く部分が多すぎたかもしれません。

 参考にしてみてください。

 次は「Body & Soul」を一緒に挑戦しましょう!

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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