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ギター購入騒動記(147)

2024年1月28日 フェンダーメキシコ スタンダードテレキャスターHH捕獲(2)

 ハードオフ高円寺店の店内に入るとわき目もふらず、テレキャス、ストラト系の楽器のコーナーにまっしぐらです。ざっと端から端まで見渡します。テレキャスターは何本かありました。前回書き忘れましたが、僕の中の条件は2つです。
 
 まずは「値段が10万円未満であること」です。予算的にはもう少し余裕はありましたが、これ以上出したくありません。ソリッドギターに10万円以上出すのは、僕の価値観の中ではありません(あくまでこの時点ですが...。)。今まで買ってきたソリッドギターも全てこの金額内に抑えてきましたし、この位の楽器で満足できる音が出せていたつもりです。次の条件は「フェンダーのロゴであること」ですw。フェンダーにもいろいろあって(あるようで...w)、メキシコだのジャパンなどあり、ロゴもいろいろな種類があるようですが、どうでも良いです。「フェンダー」であれば良いです。理由は特にありません。一部の特殊な楽器は除き、僕の中ではギターは「ギブソン」か「フェンダー」の2社しかありませんw。

 この2つの条件に合うギターは下の写真の2本でした。

telecasterTL62.jpg telegibwhite.jpg

 右の写真のテレキャスター、ピックアップがハムになっていました。「おや?俺の知っているテレギブ以外にもハム搭載のテレキャスってあるんだな?」と思いました。もう一方の左写真のテレキャスターは、いわゆる一般的なテレキャスです。値段はこちらの方が数万円高かったのですが、いずれも当初の僕の条件である10万未満におさまっています。この店で買うならこの2択です。試奏してとっとと決めたかったのですが、奥さんとの待ち合わせ時間が迫っているので、もう時間がありません。ショーカードに書かれたスペックや特徴、値段等を記憶して、その場を立ち去らなくてはなりません。帰りがけに「この前スクワイアーのテレを買った時にあったテレギブ(下写真)はまだ売れてないんだなあ」と少しチラ見しました。ただ、値段が20万をはるかに超えていましたので、ルックス的には最高で(いわゆるジェフ・ベックのテレギブのコピー?)気にはなりましたがが、残念ながら今回は対象外としました。

telegib.jpg

 もう店を出なくてはいけない時間です。試奏は後日として、奥さんとの待ち合わせ場所である池袋に向かいました。

 電車の中で色々考えました。「白のハム搭載テレキャス(右写真)かな」とほぼ心は決まりました。理由は次の通りです。

 最近、中高校生の時に夢中だった大好きなバンド「クリエイション」をよく聴いています。Youtubeで動画も頻繁に見ています。動画の中で、僕の大好きなギタリスト「竹田和夫」さんは黒のピックガードの白いテレキャスを弾いています。かっこいいなと思っていました。和夫さんのテレキャスはハムではなく、音はまさに「テレキャスの音」なのですが、僕は一応ジャズ屋なのでw、音的にピックアップはハムの方が良いんじゃないかと思いました。また、ハムのテレキャスは弾いたことがなかったので、すごく興味がありました。

kazuotakeda.jpg

 「あす2本を弾き比べて、白のハムのテレキャスが気に入ったら買おう。もし、もう一方のテレキャスターの方が良かったら、(普通のテレキャスでこの値段なら)まだまだ選択肢もあるだろうから、他の店も探してみよう」

 奥さんとの用事を済ませた後、家に帰ってから、お店で撮ってきた写真を見ながら、ネットで調べ、色々と考えるまではこんな感じでした。
 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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騒動系の人種

いつも楽しく読ませていただいてます。
私も同じくギター購入騒動系の人間ですので、自分が身動きできない時は、武田さんの騒動を読んで気持ちを落ち着かせてます。これからも詳細な心理描写の購入顛末を期待しています。

ありがとうございます!

楽しみに読んでいただき、ありがとうございます。
最近また購買意欲が増していますのでw、楽しみにしていてください!
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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