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ギター購入騒動記(119)

2019年11月27日(水)思わぬ楽器に出会う(1)

 この日は仕事帰りに翌日のライブに備えて事務所の最寄駅でもある国分寺島村楽器に寄りました。目的は弦の購入です。

 ライブに備えて使用楽器の弦を全部張替えることはしませんが、万が一に備えて1弦と2弦はスペアを用意しておくようにしています。

 弦購入の後、多少時間があったので、店頭にある楽器を眺めていました。何を見ていたかと言うと、最近の僕の中で旬でもあるアコースティック・ギターです。

 店員さんが声をかけてきました。僕はアコギに関しては全くのシロートと言っていいほど知識がありません。流石にマーティンやギルドと言ったメーカーは知っていますが、弾いたこともありません。折角なので、色々説明を聞いて試奏させてもらおうと思いました。

 目の前にマーティンのミニ・ギターがありましたので、弾かせてもらいました。買う気なんかなかったのでなんでも良かったのです。

 確か値段は5〜6万くらいのものでしたが、ちょっとびっくりです。明らか僕の「アダマスもどき」よりは良い音がします。ミニとは言っても予想以上に音量が出ますし、自宅で弾くには充分でした。マーティンと言えば「D-XX」とか言う奴が高価で人気があることは知っていますが、それ以上の知識はありません。残念ながらその手の楽器はありませんでした。

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 ライブで弾くにはエレアコが現実的でしたし、オベーションのアンダーサドルピエゾがぶっ壊れて困っている話をすると、店員さんは「テイラー(Taylor)はいかがですか?」と言います。ロゴに見覚えがある、そんな程度でした。目の前の27〜8万位の楽器を試奏させてもらいます。

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 正直びっくりでした。ノーエフェクトで、アンプのトーン・コントロールを皆中位にして、軽くリバーブをかけて弾いただけで、無茶苦茶良い音です。今現在所有のアダマスもどきは「マルチエフェクターをかまして、色々調整して、なんとか思ったような音がやっと作れる」と言ったレベルです。この楽器は、何も考えずシールド1本をアンプに突っ込んだだけでこのクオリティです。所有のアダマスもどきと比べ「値段が3倍だから当たり前でしょ!」まー、確かにそうですが、とても複雑な気持ちです。アコギはエレキ以上に「価格差が音に出るぞ」と実感しました。

 帰りがけにもう1本弾こうと思いました。試奏したのはどれもスティール弦のアコギでしたが、僕の場合はライブで使うのは基本エレガットなので、折角だがらガット弦のエレガットを弾かせてもらおうと思いました。現在所有している楽器はアイバニーズの3万クラス、形状はクラシックギターのタイプです。どうせ買う気もないので、高い楽器を弾かせてもらおうとと思いましたが、どれも10万未満の比較的お買い得品ばかりしかありませんでした。そんな中で、ヤマハの5万円代の楽器がルックス的にも気に入ったので、弾かせてもらうことにしました。下の写真のNTX-700ってやつです。

 何本か弾いた中で、正直に言ってこれが一番びっくりでした!

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ソロ・ギター道場(30)

【 Misty(6)】

 サビの2小節目のE♭7→A♭△7のところですが、ディミニッシュの平行移動です。



 テーマ・メロディをトップにして、小指で抑えるノーマルな押さえ方のディミニッシュ・コードを平行移動しているだけですので、テクニック的には比較的簡単な割にカッコ良いサウンドが得られます。いかにもギター的発想と言う気がします。ピアニストはこんなことやるのでしょうか?やるにしてもギターのようには簡単にいかないでしょうね。

 ウェスはかなり多用します。もしかしたら彼が最初にやりだしたのかもしれません。下の動画、全くうまく弾けてませんが、こんな感じで演っていましたね。全部ディミニッシュの平行移動です。

 

 絶対に覚えたい技ですね。

 Mistyの解説はこれで終わりにして、次回は通して弾いてみたいと思います。

スクリーンショット

僕の出会ったギター達(23)

【 Gibson Memphis 1959 ES-175 VOS 2012(1)】

 今年の7月の購入した楽器です。右隣は僕が購入前にお店のHPに掲載されていた写真です。

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 僕のブログを読んでいただいている方はご存知かとは思いますが、僕はずっとES-175及びその形状をしたギターをずっと買い求めていて、今もその気持ちは変わりません。それぞれのギター、音はそれぞれ個性があって色々ですが、ボディの形状に関しては、欧米の人間に比べ小柄な日本人の僕が立って演奏して、ギターが大きく感じないのはこの大きさが限界かなと思います。

 今回は例によってルックスのみのお話。

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 中古で購入しました。175の1PUモノの購入熱が絶頂の時に、例のギタプラに現れた運命のギターwです。購入当時、別のお店とヤフオクで175の1PUモノが出ていて迷っていました。ヤフオクのブツは試奏ができず問題外でしたが、もう1本は都内のショップのもので、試奏までしました。まずまずの音で値段も多少安かったので、最後の最後まで迷いましたが、結局この楽器を買うに至りました。

 1959年のスペックを再現したモデルで、16インチ幅のラミネイト・メイプルボディに、ローズウッドを貼り合わせたマホガニーネックです。

 この楽器を購入する大きな決め手となったことに、ネックシェイプがあります。写真ではわかりにくいと思いますが、グリップの頂点をフラットに成形した「Dシェイプ」で、全体的に肉厚でしっかりとした握り心地で、明らか他の楽器と違います。この楽器を購入するために手放したレスポールカスタムの握りに近い感じで、指が長い僕にはぴったりです。

 ヘッドの塗装も、つや消しな仕上げで気に入っています。ついでのボディも、もう少しツヤがなければ嬉しかったんですけどね。

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 そして極め付けはフレットです。元オーナーさんによりステンレスフレット?に打ち直しされているようで、音の立ち上がりも良く、弾き心地が抜群です。僕のメインギター「ES-175 NT 1991」は一度もフレット打ち直しはしていないので、6〜7割の残位なのですが、最初にこの楽器(1991)を弾いた後にES-175 VOS 2012の方を弾くと指先に当たる感触がまるで違います。指先のツボを押されているような感触がたまりません。

  実は1ヶ月ほどこの楽器を入院させていました。2ヶ月ほど前にライブリハ後の転倒事故でネックとヘッドの間に亀裂が入ってしまったのです。悲しい出来事なので思い出したくもないですが、現在はリペアも完了し、写真ではわからない程度にはなったのですが、今でも傷口を見ると胸が痛みます。

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 次回は生音をお聴かせします。

ギター購入騒動記(118)

2019年11月17日(日) アダマスもどきが不具合(4)

 お目当のコンタクト式のピエゾが御茶ノ水には無かったので、再度ギタプラSさんの元へ行き色々とお話をしました。彼が言います。

 「楽器屋よりむしろ千石電商さんみたいなところにあるかもしれないですね?」

 「え?センゴクデン...ん?」

 全く想定外でした。秋葉原にあるこの店のことは知りませんでした。「パーツとツールのスーパーマーケット」ってことでしたが、ギター・パーツ等も置いてあるとのこと。御茶ノ水から一駅ですので、早速行ってみることにします。Sさんに別れを告げ、アキバに向かいます。

 アプリの地図を片手に駅から5分ほどで着きました。

 正直ビックリしました。ビルのB1〜3階まで電子パーツで埋め尽くされています。そんな中、ほぼ1フロアがギターのパーツ部品が置いてありました。ピックガード、ナット、サドル、ブリッジ、周辺部品等々。どれも楽器屋には在庫がない様なものばかりです。

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 問題のコンタクト・ピエゾも何種類かありました。ただ、値段が安すぎたり、シールドを差し込むプラグの形状等の問題で結局購入には至りませんでした。

 それで、結局は家に帰ってからアマゾンでポチりましたw。ネットで色々コメントを確認し、まー、このくらいのもので試してみて、イケそうだったら少し良いものを買ってみようかと。

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現在は下の様な感じでセットして使っています。ボディ裏はサドル下に一個とネック側の高音弦側の方に一つを貼ってあります。プラグはサウンド・ホールから出してボディ脇にガムテープで止めています。

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 肝心の音といえば「可もなく不可もなく」ですね。いや、不可かなw。マルチでそこそこまともな音を作り込めますが、所詮は箱鳴りのしない楽器にコンタクトで音を拾ったところ無理があります。大体手元のプリアンプで調整できないのはライブ仕様ではありません。変換プラグを使ってプリアンプにつないでみましたが出力があまりに低くて無駄でした。

 とりあえずは一旦解決ですが、落ち着いたらもう少し色々やってみようと思います。

マイナー・コンバージョン・コンセプト実践編(5)

【 枯葉(5)】

●Am7(♭5)

 ペースが遅くてすみません。師走なもんで珍しく仕事が立て込んでおりますw

 さて続く5小節目のAm7(♭5)ですが、これはマイナー・コンバージョンのもっとも大事な部分の一つです。

 このマイナー7thフラット5thのサウンド、僕が学生時代のめり込んでいたツェッペリンやディープ・パープル等に代表される70年代ロック・ミュージックには全くと言っていいほど使われないサウンドでした。ロック・ミュージックはパワー・コード中心に組み立てられていたサウンドが多く、1度と5度のみで重厚なサウンドを出すのが当時のブリティッシュ・ロックの定番でしたので、♭5thは殆ど聴くことができまなかったのだと思います。
 一方、その後のめり込んで言ったフュージョンにはかなり多用されていて、この「哀愁漂うサウンドw」にのめりこみましたが、どうやって攻略するのか、何を弾いたら良いのかが全くわかりませんでした。

 一般的にはマイナー7thフラット5thは「ロクリアン・スケールを弾く」と理論書には書いてありますが、本の音符をひとつひとつ弾いてみても馴染みのない感じでピンときません。

 こう考えてはいかがでしょうか?

 Am7(♭5)は Cm /Aと考えます。Cmトライアド(C・E♭・G)の下でA音を鳴らすと、これは紛れもなくAm7(♭5)なので、Cのマイナー・スケール、しかもA音があるのですからCナチュラル・マイナーではなくCドリアン・スケールがしっくりきます。

 下の動画はAm7(♭5)上でCドリアン・スケールを使って演奏しています。



 1小節目から考えると、ここまでは極端な言い方すると全部「Cm」と考えて弾けてしまいます。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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