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僕の音楽史(239)

【2017年】

 彼はもう僕が紹介するる必要も全くないでしょう。偉大なベーシストです。「落合康介」君です。

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 知り合ったのは、前回のギタリスト山口廣和君と全く同じ感じ、中野ピグノウズです。僕が当時活動の拠点としていたこの店によく出入りしていたからです。彼は当時から、それはもう引っ張りだこで、有名、無名問わず色々なミュージシャンと活動していました。僕はジャムセッションで何回か一緒に演奏していて、もう、その凄さってのはよーくわかっていました。変な言い方ですが、ビートは本物、もう、ひとつひとつの音がぐいぐい来る感じで、一緒にやっているとクラクラしてしまう感じでしたw。第一線で活躍するベーシストってのは、このレベルなんだなっと納得しました。

 自分のバンドで、彼のスケジュールの空いているところで数回ほどお願いしました。あまりに凄すぎて、彼のレベルまで、僕はまだ到達していないなとも感じましたし、そもそも一緒に活動していくほど、彼は暇じゃないので、最初から数回だけのつもりでした。「もっと弾けるようにならなきゃな」と思わせてくれる素晴らしい体験でした。ライブ終了後に2人で「アケタの店」にピアニスト巨匠「渋谷毅」さんの朝までライブを聴きにに行ったりしたこともありましたね。

彼はコントラバスだけではなく、馬頭琴という民族楽器奏者でもあり、縄文文化の研究家?でもあったりします。

 現在ではベーシストとしての活動だけではなく、「ジャズ喫茶中庭」を北本市の団地にシェアキッチンという形で奥様と共にオープンし、ここを拠点に地元の方々や、色々なミュージシャン達と共にムーブメントを起こしています。僕は残念ながらまだ行ったことがないのですが、素晴らしい活動と思います。

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 ジャズベーシストと呼ぶだけでは収まらない彼の才能に今後も期待です。

 頑張ってください!

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ジャンル : 音楽

Pat Martino奏法研究【完全版】 第6章 Phrase & Groove(6)

 Phrase&Grooveから少し離れてしまうかもしれませんが、Patのダークなサウンドの特徴について話しておきます。

 まずは一つ目の#9thのサウンドです。

 #9thと言えば、ロック系のギタリストもみなご存じのサウンド、通称「ジミヘンコード」と呼ばれているものです。僕の大好きな60年代後半から70年代ロックの楽曲の中で印象的に使われている部分をちょっとランダムに弾いてみます。



 押さえ方は皆さん知っていると思いますので、指板図は書きません。キーは5弦の音ですが、Eの場合は6弦の開放弦も鳴らすことがほとんどですね。

 Patの場合は、上記の押さえ方に加えて、6弦がルートにして下のような押さえ方も使います。6弦5フレットをキーにしたA7#9thです。指板図とサウンドを確認ください。

A7#9



 彼はこの#9thのサウンドを好んで使います。オリジナル曲では、この#9thの平行移動だけで作った曲もいくつかあるくらいです。下に彼のオリジナルである「EXIT」ってやつを弾いてみます。あと、動画では弾いていませんが、彼の人気曲「The Great Stream」もそうですね。



 そして、下のように#9th→7th→3rdの音を下の動画のようにフレーズに組み込むと、俄然Patっぽいフレーズが出来上がります。


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僕の音楽史(238)

【2017年】

 書いていてあらためて思ったのですが、2017年というのは僕にとってとても重要な年、人脈がどんどん広がっっていった年だったんですね。座小田君(b)、佐野大介君(ds)に続けて、どんどん書いていきます。

 ギタリストの山口廣和君をご紹介します。

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 彼と知り合ったのは、当時僕が活動の拠点にしていた中野ピグノウズというライブハウスに出演していた時です。彼は僕がこの店に出ているずっと以前から、この店にはジャムセッションや他のメンバーとのコラボで出演していたと思います。そして、彼は住んでいる自宅もお店の近く?ということもあり、彼はライブ以外にもよく顔を出していたこともあって、自然と知り合いになって、アフターで一緒に音出しして遊んだりしていました。

 もともとジョー・パスをきっかけにジャズギターを始めたようなことを言っていましたし、メセニーやジョンスコなんかも好きで影響を受けたなんてことも聞きましたが、出てくる音は、当時から彼と同世代(たぶん40代前半?)の人たちとは違っていて、強力なオリジナリティがありました。いわゆる「ジャズ・ギタリスト」ではなく、なんだろう?「ジャズもできるギタリスト」。でも、そのジャズも...というのが、決して半端な、たしなむ程度ではなく、ほんまもんのジャズみたいな、そんなギタリストでした。

 彼の特徴は、エレクトリックより、むしろメインにクラシックギターを演奏することです。それも、ただ単に「ナイロン弦のガットギターを弾く」というのではなく、12弦ギターやリュートのような楽器まで使用し、ジャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽との融合みたいなことをやっている、とても才能あふれたギタリストです。

 今では「Voltex box」というリーダーバンドを率いて、まさに上に書いたような音楽世界を実現していますが、僕と知り合った当時は、まだ、この音楽世界は彼の頭の中だけにとどまっている状態で、彼と一緒のギグの時には、彼から「熱い思い」を聞いていました。「早く実現して、軌道に乗ればいいな」と思っていましたので、今の彼のめざましい活動を見ると、本当にうれしく思います。CDの方も是非聴いてみてください。

voltex box


 彼とはこの当時から約1年くらいDuoで何回かのギグをやったと思います。もちろん、僕と一緒に演奏する時は、彼の色々な顔の一つ、「ジャズの顔」でお付き合いいただきました。僕のギターは当時も、マルティーノ、ベンソン、メセニーのパクリみたいな感じでしたので、強力なオリジナリティを持つ彼との演奏は「異種格闘技」だったかもしれません。

 今後の活躍も期待しています!

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僕の音楽史(237)

【2017年】

 2016年末にVirtuosoで知り合ったベーシスト座小田諒一君とドラマー佐野大介君の2人とは、約束通り複数回のギクを行いました。

 何回かギグを重ねるうちに、ベースの座小田君の演奏は、当時の僕のやろうとしていたことにしっくりいく感じがしました。そして、彼の予定調和ではないフレージングは、僕にとってとてもチャレンジでした。また、時々現れる、オーネット・コールマンのような牧歌的なフレージングがとても好きになっていきました。

 この当時までレギュラーベーシストであった矢野君とは、2017年の初めくらいから活動を共にしなくなりました。喧嘩別れでもなんでもありません。彼は素晴らしいベーシストであり、彼の演奏自体に何の不満もありませんでしたが、僕が半年くらい前からソリッド・ボディー&エフェクト音で、少しだけコンテンポラリーな演奏に向かおうとしていたこともあって、彼はそのことに対して、あまり快く思っていないのではないかなと思い始めてしまいました。彼の口から、そんなことを想像させる言葉はなかったのですが、生音&フルアコの太い音でマシンガンのように弾きまくる(マルティーノライクな)僕のスタイルをとても評価してくれていたこともあって、今のスタイルは快く思っていないのではないかなと思い始めてしまいました(後で聞くと、そんなことはないようでしたが)。

 そんな時に、座小田君と知り合い、彼のプレイがとても好きなになり、自然とレギュラー・ベーシストは座小田君に変わっていきました。矢野君とはデュオやトリオでオーソドックスなプレイをする時に、お願いすることとして、とりあえず、今のカルテットは座小田君にお願いすることになりました。

 当時、ドラマーは柳沼君にお願いしていることが多かったこともあり、「武田・阿部・座小田・柳沼」の4人で活動することがメインとなりました。

 この4人で演奏した動画を貼っておきますので、よろしかったら聴いてみてください。


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僕の音楽史(236)

【2017年】

 随分と日にちが空いてしまいましたが、話を続けます。

 前回紹介したベーシスト「座小田諒一」君とVirtuosoで一緒に演奏していたドラマー「佐野大介」君を紹介します。

佐野大介

 僕はこの時、彼に会ったのが初めてと思いますが、実は一緒にやっているピアニスト阿部君やドラマー西尾さんなんかが、「大ちゃん」なんて呼んでいて、すでに知り合いだったので、名前は聞いていました。もちろん、このVirtuosoでの演奏で、初めて彼の演奏を聴きました。

 彼のスティックの握り方と構え?がとてもかっこよく感じました。レギュラーグリップで握ったときの左手や右手でシンバルを叩く時のフォームがカチッとしていて、剣道の型を見ている感じがしました。音についても、フォーバースのフレーズ等を聞くと、オーソドックスな演奏で、音にメリハリがあり、共演者を気にかけて演奏をしている、相手のギタリストをよく聴いていて、良い感じでレスポンスを返していました。

 演奏の後、色々と話しました。彼は、リトル・ジャイアントという田園調布のライブハウスで、店長をやっているとのこと、そんな関係で、そこに出入りしていた阿部くんや西尾さん他、T工大ジャズ研関連者とはもともと知り合いとのことでした。その時は、オーソドックスなバップドラマーのような演奏をしていましたが、色々なタイプのジャズを吸収したいという貪欲な気持ちを持っていましたし、凄く謙虚で研究熱心な姿勢はとても素晴らしいと感じました。

 こんな感じで、Virtuosoで一緒に演奏していたベーシスト「座小田諒一」、そしてドラマー「佐野大介」君のふたりと知り合いとなり、当然のことながら「どこかで一緒に演奏しよう!」という話になりました。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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