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僕の出会ったギター達(18)

【 Greco N60 Natural1979(3)】

 今回はこのグレコN60のアンプ音ですね。下の動画です。



いつものようにアンプはDV-Mark Littleでコントロールは全て中位です。リバーブを多少かけています。ギター側はフロントPUでトーンが8位と思います。
 生音同様に実に素直な音です。ピックアップの詳細は不明ですが、カバーにGrecoのロゴがないので、Greco純正のものではないなだと思います。この素直な音をどう受け取るかだと思います。「ニュートラルで使い道の幅が広い」「安定の一本」と受け取るのか「個性がない」「おとなしい」と受け取るかによって大きく評価が分かれるところと思います。

 僕の所有する楽器のうちでは、以前紹介した「Orville by Gibson」に近い気がしますね。同じ日本製であることが理由だとしたら、もしかしたらこういう感じの音が当時の日本製楽器コピーモデルの特性なのかもしれません。最近の日本製はずいぶんと個性的になってはきている気がしますが....。以前紹介したトーカイなんかはずいぶんと個性的です。

 Orvilleを所有していなければ、結構ライブでの出番は多かったかもしれません。残念ながら今のところ出動の機会がありませんが、「安定の一本」であることに変わりはありません。

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僕の音楽史(153)

【1991年】

 武田謙治(g)一色剛(p)脇義典(b)西尾研一(ds)のカルテットで人生初めてのジャズバンドで活動を始めるようになってからは、今まで以上にギターの練習をしていました。

 僕は今でもそうですが、当時も自分のオリジナル曲を中心に演奏していくことはあまり考えていませんでした。もともと「曲を書く」と言う習慣はあまりなかったですし、良いメロディや曲が浮かぶことは残念ながらあまりありませんでした。「オリジナル曲を書いて自分の音楽を聴いてもらいたい」と言うよりもむしろ「技術的にギターが上手くなりたい」という気持ちが大変強かったと思います。したがって、必然的のバンドで演奏する曲はほぼスタンダードでした。

 僕とドラマーの西尾さんがサラリーマンであることもあって、リハーサルは日曜日の日中でした。西尾さんや一色君が東工大ジャズ研のメンバーであったこともあり、部室でリハーサルができたことは非常に大きなメリットでした。自宅からは1時間くらいかかるので決して近いとは言えませんが、スタジオ代金がかからないことは大きなメリットでした。

 メンバーが初めて集まって音を出したのが、91年7月、その後は月2回ほどのペースでリハーサルを続けていました。リハーサルとは言っても、僕がやりたいスタンダードを当日持ってきて演奏するだけのものでしたが、それでも何回か演奏すると、それぞれのメンバーの特徴がつかめて、少しづつまとまり感が出てきました。メンバー3人の演奏はそれは素晴らしく、参考になることが大きかったのですが、そんな中でも西尾さんのドラムには、もうぞっこんでした。

 夏も終わり、涼しくなったある日のリハーサルで西尾さんが言います。

 「工大祭で演奏します?」



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※写真は当時の東工大部室のものではありません。

ソロ・ギター道場(28)

【 Misty(2)】

 最初のメロディー、B♭ーGーD(Look at me)のところですが、ここだけで、それはそれはずっと語れるようなバリエーションがありますが、代表的なものをいくつか。

 まず、B♭ーGの部分、最初のB♭のところはA♭/B♭のサウンド、手が大きければ親指で6弦B♭を弾きたいところですが、動画では弾いていません。Gトップの部分は下の音からA♭CDGの音、あえて表記するとB♭7(69)ってことでしょうか。まー、コード表記はどうでも良いですね。



 次の動画、最初のB♭のところはA♭/B♭のサウンドで上と全く同じ、次のGトップの部分は下の音からA♭BDGの音、B♭7(6♭9)ですね。こっちの方がカッコいいですかね。



 さて、D音、E♭△7の部分です。メジャー7thの音がメロディー・トップでとてもかっこいいですね。

 連続で5種類弾いていますので、参考にしてください。

 ①普通のE♭△7(下からE♭GB♭D)を弾いてます。悪くないですが、ちょっとつまらないですね。
 ②E♭△7(6)(下からE♭GCD)。CとDがぶつかって、いかにもギター的な感じですね。
 ③②のE♭△7(6)、ベース音をB♭にしてE♭△7(6)/B♭にします。
 ④③のE♭△7(6)/B♭を弾いた後G音をG♭にします。E♭G♭でディミニッシュぽいサウンドにします。
 ⑤E♭△7(6)/B♭を弾いた後F#ディミニッシュを弾きます。F#ディミニッシュ=Eディミニッシュと考えれば、要するに④と同じくトニックディミニッシュを弾いたような感じですね。




 ではでは!

スクリーンショット Misty

ギター購入騒動記(112)

2019年10月5日(土)待ちに待った連絡!

 ギタプラSさんから待ちに待った連絡がメッセージで届きました。

 「お預かりしていたES-175の修理が完了しました」

 土曜日でもありますし、カミさんも用事で少し遅くなるとのことでしたので、チャンスとばかり早速この日会社帰りに寄ることにしました。

 お店に着いて簡単な挨拶を交わした後、早速確認です。傷口よりまずは音!生音でまずは早速音を確認します。

 「おや?!」

 と思いました。

 「なんか音が良くなってる?って言うか、ビンテージっぽいと言うか??」
 

 Sさんも言います。

 「1弦の音が随分こんなはっきりした音だったかなって気がしますよね」

 亀裂部分に接着剤を流し込んで補正する方法を選択し、木を削ったわけではないので、そんなくらいで音が劇的に変わるわけではないと思います。多分、1ヶ月あまりGibson ES-175 NT 1991年製をメインに弾いていたので、耳がその楽器に慣れていて、そう感じたのではないかと思います。いずれにしても、悪くなったと感じないならOKです。一度そう感じたらもうその気持ちは払拭できませんし、きっと自然とこの楽器を弾かなくなってしまうでしょう。

 一応、アンプに繋いだ音も確認です。問題ありません。

 次に傷口を確認です。


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 これは少しだけがっかりしました。正直もう少し目立たなくなってくれたらなと感じました。左が修理前、右が修理後の写真です。

 写真を見る限り全く目立たなくなった感じです。確かに遠目で見たり、光の反射角度によっては全くわからないくらいです。自宅に持ち帰ってカミさんにも見せましたが「全然わからない」と言ってくれます。ところが僕にははっきり見えてしまいます。そして、見るたびに胸が苦しくなります。

 綺麗な楽器だったのに!

 この楽器は絶対手放さない。俺が責任持って最後まで面倒見てあげることにする....多分w
 

僕の出会ったギター達(17)

【 Greco N60 Natural1979(2)】

 1979年製の175コピーモデル、日本が誇るグレコの楽器「N60」、今回は生音をお聴かせします。

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 皆さんの印象はどうですか?台風の関係で雨の音が入っているかもですがw。



 僕の印象は「癖のない素直な音」です。1979年製ですから、もう40年以上経っているのですが、オールドの音やビンテージの音というよりむしろ未だ買ったばかりの新品ギターのようです。そして、音量もあまり大きくありません。以前紹介した同じ日本楽器のトーカイ楽器とは異質です。あっちはすごく「繊細な音」、こちらは「優しい音」というのでしょうか(日本語表現は難しいですね)。同じナチュラルのGibson ES-175を所有しているのですが、そっちに比べてもっと優しくまろやかな音です。アメリカ人と日本人の違いなのでしょうかw。

 いろいろ書きましたが、多分この「素直な」「優しい」「まろやか」ってのは「メイプル3ピースのネック」の特徴なのかもしれません。所有のES-775がそんな感じですから。一般的にはメイプルネックというと「すっきりタイト」のイメージのようですが、僕が持っている2本はともにそれとはちょっと印象が違います。ただ、「音の芯がある」のは間違いないです。スパゲティのアルデンテのような。これが、マホガニーとの違いなのかもですね。

 日本のギターってのは素晴らしいですね。ギブソンとは違った良さを確実に持っています。

 次回はアンプ音をお聴かせします。
プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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