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JAZZ GUITAR STANDARD EXERCISE

【第7回】On Green Diphin Street

 この曲もライブではよくやる曲です。ただ、よくやる割には満足のいく演奏ができた例はありません。

 ギタリストでこれ!っていうと、そうですね、「バーニー・ケッセル」くらいしか思い浮かびません。僕の好きなギタリスト系の人たちはあまり演奏しないですね。渡辺香津美さん(今現在は病気と闘ているとのこと、何とか元気なお姿がまた見たいです!頑張ってください!!)はライブではよく演奏していました。

 かっこよく弾くには難しい曲ですよね。頭のE♭ペダルのところなんかは、メジャーとかマイナーとかじゃなくて、もっとモードっぽくかっこよく弾きたいのですが、なんだかんだで僕は結構オーソドックスなタイプで、かっ飛んだ弾き方はできないんで、しっかりマイナーとメジャーを弾き分けてます。あとクロマチックのところもE♭解決に向かってさりげなく弾ければいいんでしょうが、やっぱり律義にコードトーンを弾いちゃってます。

 2番目の動画。こんな程度のテンポでもう全く余裕がない演奏しかできないようでは、ほんと情けないですね。このコーナー始めたのは、こうやって自分に気づきを与え、テクニックが衰えていくことを防止するための練習をする気持ちを奮い立たせるためなんで、良いんですけどね。この動画、ギターのアンプ音が小さくて生音を大きく拾っています。ご容赦ください!

 くじけず頑張ろうと思います。





スクリーンショット 2024-04-14 145132

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ジャンル : 音楽

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【第6回】All The Things You Are

ギタリストの間ではよく取り上げられる曲、ジャム・セッションでもよく演奏される大人気の曲です。多分、メセニーの影響と思います。彼はもうデビュー当時から現在に至るまで、ずっとこの曲を弾き続けていますね。僕もパットの影響で、昔からよく取り上げて演奏してきましたし、彼の演奏に随分と影響を受けた弾き方をしてきました。

 最初の動画はミディアムファーストで演奏したので、今日はリズムを変えて、ワルツで何テイクか演奏してみましたが、あまりうまく弾けませんでした。僕の大好きなギタリストでもある「ブルース・フォアマン」の演奏を意識して試しにやってみたのですが、もともと3拍子は苦手な上に、普段練習では弾いていないこともあって、とても聴いてもらえる演奏動画が撮れませんでした。そこで、急遽(よせば良いのに)、最初の動画よりももっと速いテンポで演奏してみました。

 頭で考えながら弾くのは、前回のテンポが限界で、今日の動画はもう、テンポについていくのがやっと、一部乗り遅れているところもあったりします。昔はこんなテンポも全く平気だったんですけどね。

 フィジカルを鍛えなくてはいけないです。





スクリーンショット 2024-04-14 145132

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【第5回】The Days Of Wine And Roses

今回は酒バラです。

 この曲もルーティンで練習の時によく弾きますが、ライブではほとんどやったことがありません。「枯葉」「酒バラ」「ブルーボッサ」ってのは、ジャムセッションでよくやる曲というイメージ思っています。そして、むしろこのような曲を上手く弾くことの方が、「Giant Steps」や「Along Came Betty 」なんかよりよっぽど難しいと感じているので、ライブでは避けています。どうせやるんなら最初の動画のように、リズムを変えてやってみたりが、実力不足を誤魔化すには良いのではないかと。

 酒バラと言えば、私的には「マルティーノの酒バラ」ですかね。そんな雰囲気を少し意識して弾いたのが、二つ目の動画です。彼のあの演奏テイクを知っている人の前では、絶対にこんな弾き方をしてはいけません。笑われてしまいます。もちろんコピーなんかはできませんが、16分音符主体で組み立てたり、3度マイナー(Am7)であえてAドリアンを使う(F#音を弾く)、そして、テーマの弾き方とかもパクっています。自称マルティーノ研究家が、人前でこんな演奏をすることは、いかにかっこ悪いことかもわかってますので、ライブでは絶対にこんな感じでは弾きません。

 二つ目の動画はご覧のようにテレキャスターです。こんなに太い音が出るので、ジャズには最適です。



 

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【第4回】There Is No Greater Love

 この曲は多分スタンダードの中で一番弾いた回数の多い曲の一つと思います。20代後半の頃、布川さんの自宅レッスンで初めて覚えた曲です。そして、若かりし頃、この曲を弾いて、吉祥寺ジャズコンテストで優勝しました。審査員の故澤田 駿吾先生にもすごく褒められた、そんな思い出深い曲です。

 キーはB♭、マイナーとメジャーの関係調の転調やテーマ繰り返しの1カッコ、2カッコのCm7とC7の弾き分け(今ではそんなことは考えてはいませんが...)、エンディングの時のⅡⅤⅢⅥの繰り返しとか、みんなこの曲で覚え、そして練習しました。バンド始めた当初は、馬鹿の一つ覚えのように必ずライブで演奏していました(この前やったライブでも演奏しましたw)。

 昔は「得意な曲」と思っていたのですが、最近はこんなスタンダードが一番難しく、意識すればするほど上手く弾けないことを痛感しています(^_^;)。

 今回の演奏は、リズムやテンポ共に同じもので、文字通りテイク1、テイク2です。実はこの演奏の後、テンポとリズムを変えて演奏動画を撮ろうと思っていたのですが、椅子から立ち上がる時に、腰が少しピシッときまして。そう、ぎっくり腰ってやつですw。それで、ギター弾くどこじゃなくなってしまいw、現在、ソファに横になって安静にしておりますwwww。ご勘弁を!



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【第3回】Someday My Prince Will Come / Waltz New

 この曲は大好きな曲ですし、ジャズに詳しくないお客様でも、大体は知ってる曲ですので、ライブでもやる機会が多いです。

 3拍子は苦手です。僕のフレーズ・ストックは、圧倒的に4拍の塊が多いので、そのまま弾くと1拍余ってしまいます。そこで、3と4の最小公倍数である12拍目(3拍子でいう4小節目)で合うまで流れるように弾ければいいのですが、口で言うほど簡単にはできませんw。したがって、3拍を意識しながら、恐る恐る弾いているのでw、動画のようにいつになく元気のない演奏になっているわけですw。

 いつもは、もっとゆっくりと、そして、テーマも単音ではなく、コード弾きを交えて弾いていますが、今回は、少し速め、テーマも単音にしています。



 別テイクは、Somedayのコード進行を借りて作られたジム・ホールの作品であるWaltz Newを弾きました(若干違う部分があります)。これまた、ライブではよくやるのですが、テーマは一度も満足な演奏ができた試しがありませんw。この動画も何箇所かミスタッチがあります。テーマはベースとユニゾンでやるのですが、どちらか一方が間違うと、それにつられて、他方も間違えてしまうことが多いですw。チェレンジの意味でライブで演奏をしています。



JAZZ GUITAR EXERCISE2

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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