マイナー・コンバージョン・コンセプト(3)
前回予告した3つのこと「上の様なコンバージョンがなぜ可能か?」「そもそも何でコンバージョンするのか(どんなメリットがあるのか)?」「なんで(メジャーではなく)マイナーにコンバージョンするのか?」のうち今回は最初の質問について書こうと思います。但し、ここでは簡単な導入解説に限らせてもらいます。なぜかと言うと「上の様なコンバージョンがなぜ可能か?」の詳細の説明はまさしく「マイナー・コンバージョン・コンセプト」の本筋の説明になってしまうからです。ここでは「ふーん」って思ってもらうだけにとどめたいと思います(笑)。
下の譜面をご覧ください。

左側はC6のコードです。構成音は下からC、E、G、Aです。同じ構成音で並び順を買えて見ます。最低音のルートCを一番上にあげて、逆に一番上の6度のA音、これを一番下に持って行って並び順を下からA、E、G、Cにします。最低音A音をルートと考えると、Am7コードになります。
要するに、同じ音の構成なのだから、同じに考えて良いでしょう?つまり、C6コードはAm7で考えたって同じことでしょう?!って訳です。
これからこのコンセプトについて細かく解説していくことになりますが、全ては上のような考え方が根底にありますし、これ以上でも以下でもありません。
上の説明でもピンとこない譜面の読めないギタリストの皆さん(笑)、ご心配なく!これからは、もっと細かく、そして譜面だけでなくギターの指板図を使ってわかりやすく説明していきますから大丈夫です。頑張ってついてきてくださいね!
次回は「そもそも何でコンバージョンするのか(どんなメリットがあるのか)?」「なんで(メジャーではなく)マイナーにコンバージョンするのか?」についての解説をします。
お楽しみに!
【ギター教えます】
このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」「マイナー・コンバージョン・コンセプト」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」等のご希望の方に自宅(東京都杉並区)もしくはSkypでレッスンを行なっています。
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