僕の音楽史(99)
確か僕の記憶では、山野ビッグバンド・コンテストの前か後だったかにアメリカ演奏旅行があったはずです。確かコンコード・ジャズ・フェスティバルではなかったかと思います。僕はレギュラーメンバーではなかったので、当然の事ながら行っていないこともあり、その時どんなことがあったかは残念ながらわかりません。
この当時のことで一つだけ思い出したことがあります。思い出したきっかけはこのブログを読んでくれていて、この話の中でも度々登場している先輩「寺さん」のFacebookのコメントによるものなのですが、このコンコード・ジャズ・フェスティバルでレパートリーになっていたスタンダード「エイント・ミスビヘイブン」と寺さんのオリジナル・アレンジ「ハブ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ」(すみません、ハブ・ユー・メット....についてはちょっと記憶が交錯してるので、違うかもしれません。寺さん、真偽のほどをコメントしてください ! )このミディアム・テンポの2曲が無茶苦茶スウィングしてかっこよかったこと!
コンコードの前だったか後だったかでレギュラー・メンバーが演奏楽曲のお披露目演奏を行った時があって、それを聴いた時はちょっとびっくりしたものです。「やっぱり、このバンドはうまいな!」と思いました。「エイント・ミス....」についてはサビの部分で珍しくギター・ソロがあって、当時レギュラー・メンバーの「カンタさん」がオクターブ奏法で渋くかっこよく決めていて「俺にはこういうギターは弾けないな」と感じました。
今までライトの「リズム隊」と言うと、この時代のコンマスで山野ソリスト賞を獲得したピアニスト「寺さん」の事ばかりずっと気に留めていて、ある意味尊敬していましたし、その他のメンバーと言えばライトOBであり、まさに「飛ぶ鳥落とす勢い」で活躍していた「カシオペアの神保さん」ばかり注目してきました。
このミディアム・スウィングのノリ、なんとも言えない気持ち良さ、これはこの時のレギュラー・ドラマー「中村さんによるところがもしかしたら大きいのだな?!」と遅ればせながら気がついてしまったのです。
この中村さんについては、今まであまり話してはこなかったのですが、予告編じゃないですが、今後は度々この話に登場して来ることになると思います(いいですよね、中村さん?)。何故かって、この後間もなくして、僕は中村さんと一緒に演奏活動を共にすることになり、この素晴らしい「ノリ」を数年間にわたって体感していくことになるのです。
↓↓↓↓ 下の写真は僕が在籍時のライトとは無関係です。
