ギター購入騒動記(44)
ここ数年は中古の格安ソリッド・ギターを買いまくってきました。もちろん自分なりに実際に弾いてみて納得できる音のものを買ってきたつもりで、後悔はしていないのですが、5月の自分のライブで久しぶりにES-175で演奏した時の感触で、少し「フルアコ帰り」してしまいました。やはり「175は素晴らしい!」と率直に思いました。そこで、当然金銭的余裕もないのですが、少し将来に向けて(?)楽器屋では中古のソリッドだけではなく、フルアコも物色してみようと思いました。

7月1日(日)久しぶりに御茶ノ水に楽器を物色に行きました。駅周辺のショップをぐるっと2回転しました。「これと言った良いブツはないな」と思って帰る前に最後に立ち寄った「ギタープラネット」の2階に下の写真ギターがありました。ギブソンでもフェンダーでもない、そして小ぶりなフルアコでした。
「奇麗な楽器!しかも小ぶりでいいな」と思いました。ここまで、一本も試奏していなかったので、せっかくだから弾いて帰ろうと思いました。持った瞬間 「軽い!」と思いました。レスポールカスタムの半分くらいの重さに感じました。アンプに通して弾いてみます。あ、その前に、生音もまた素敵な音でしたよ!
一発で気に入りました。身体や腕にしっくりきます。今まで安物中古を持って弾いた時の感覚とはまるで違いました。音も一音一音分離が良くて、これならバンドの中でも埋もれない、そしてエフェクターの力を借りる必要もないだろうと思いました。
2種類の色があり、単板、合板の2種類があり、それぞれ24万、25万でした。色々説明を聞きましたが、なんかよくわからなかったのですが(笑)、要はギタープラネットの企画ものだそうです。
「うーん・・・。家にあるソリッドの中からライブ未使用の何本かを売って、買おうかな?」
もちろんそれだけではお金は足りませんが・・・・・。
さすがに25万ではもちろん衝動買いなどありませんが、今後ギターを買う時の候補の一本になるギターでした。
