僕のレコード棚公開します!(48)

【メンバー】
ジェシ・ヴァン・ルーラー(g)ジュリアン。ジョセフ(p)ニコラス・サイズ(b)ピーター・ウェニガー(sax)マーク・モンデサー(ds)
【曲目】
デビッツン・クレディツ/ビウィッチド/ザ・ルーラー/アイル・ビー・シーリング・ユー/ユー・アー・マイ・エブリシング他
説明の必要もない、「ジェシ・ヴァン」のデビュー作ですね。
この頃僕は、音楽活動は休止状態で、プレイヤーとしてもリスナーとしてもジャズから遠ざかっている時期でした。たまに音楽雑誌をちらっっと見るくらいでした。そんな時、たまたま読んだジャズライフで随分とこのアルバムやギタリストの事を宣伝していて、「久々CDでも買ってみるか」って感じで購入しました。
一発で気に入りましたね。テクニック的にはもうほぼ完成されてはいるものの、デビュー作らしい「若さいっぱいのプレー」が詰め込まれていました。曲もオリジナルとスタンダードのバランスもよく、最後まで通して聴ける数少ないCDでした(笑)。
これをきっかけにずっと何枚かはアルバムを買い続けました。彼のアルバムで好きなもののは何枚もあるのですが、一番聴いた回数が多いのはこのアルバムだと思います。そして、初来日公演も観に行きました。
僕が聴く海外のギタリストでは、この人が最後ですね。この後デビューするギタリストはもうほとんど聴いたことがありません。「彼を聴けば十分」、そんな気持ちにさせるぐらい素晴らしいギタリストと思います。