僕のレコード棚公開します!(36)

【メンバー】
ジョージ・シアリング(p)ジム・ホール(g)
【曲目】
スウィート・オブ・ドリームス/ケアフル/ウィズアウト・ワーズ/アイ・ヒア・ア・ラプソディ/エミリー他
ジム・ホールの演奏の中では最高峰のものと思っています。
「ジム・ホールのアルバムで何が一番??」と質問すると「アローン・トゥギャザー」「アンダーカレント」「LIVE」と大抵の人は答えるでしょう。でも、このアルバムをあげる人はまずいないと思います。僕は迷わずこのアルバムをあげます!いや、実を言うとこのアルバムの事、ついさっきまで忘れてました(笑)。
何が素晴らしいかって、大きく2つ。選曲とジム・ホールのギターの音です。選曲は上の曲目を参照ください。スタンダードと彼らのオリジナル。「アイ・ヒア・ア・ラプソディ」のソロなんか今でもソラで歌えますし、昔コピーして譜面に起こしましたね。また、ギターの音色が最高です。生音もしくはほぼそれに近いもので、アンプを通した時の高域をカットした例のジム・ホールの音ではありません。アンプの音が奇麗な人は生音も美しいことがよくわかります。
どんなに大好きなアルバムも数曲はあまり印象に残っていない曲、ほとんど聴かない曲が存在します。が、このアルバムは違います。全曲素晴らしく、飛ばした曲は1曲もありません。いつもA面かけて、裏返してB面をかけての繰り返しで聴いていました。
ジム・ホール好きでこのアルバムを聴いたことがない人は即、ポチってください!