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ギター購入騒動記(54)

2018年8月23日 新たなターゲット!

 会社近くの楽器屋でES−165の試奏をし、「この楽器はいける!」と感触を掴んだので、前回書いたように、自宅から1時間以上はかかるであろう店舗にもう1本の165を求めて試奏にいく決意(おおげさか?)をしました。会社帰りは行けないので、26日(日)に決行することにしました。

Gibson_ES-165_Herb_Ellis_(1996).jpg



 一度も行ったことのない店舗だったので、ネットで駅からの道順なんかを調べた後、「165」とか「175」とかいろいろな検索ワードを入れて検索していると、下の写真が偶然にも引っ掛かって来ました。

775_1.jpg


 「ん?なんだ?175?形は同じだな?でも、ちょっと違うぞ???ヘッドのインレイやポジションマークもテールピースも違うな!パーツもゴールドだし。誰かのオリジナル・カスタマイズか???」


写真の解説文を読み進みます。


 「え!ES-775って....。ES-175の上位機種だって?!90〜93年のみの発売?そんな楽器があったのか!」

 ES-775なんて楽器の存在は今日の今日まで全く知りませんでした。そのまま、ネットで色々調べます。


 要約すると、大きな違いは


「ゴールド・パーツやインレイ、ネックが3ピースのメイプル(175はマホガニー)、指板がエボニー(175はローズ・ウッド)」

 要は175を多少高級にした感じ、レスポール・カスタムとスタンダードのような関係です。もちろん見た目だけでなく、ネックの木材が違うので、多分音も違うのでしょう。

 ともかく、たったの4年間だけの発売なので、中古市場に出回るのは本当にまれとのことでした。今まで、ネットでも楽器屋に行っても一度もお目にかかったことがないどころか、そんな楽器があることすら知りませんでしたので、レアというのは十分うなづけます。


 何か「運命」を感じました。


 おとといの、とある楽器屋でのビンテージ試奏事件があったので、なおさらそう思いました。

 これは、絶対に試奏に行かなくてはなりません。


 「どこだ?この楽器を置いてあるのは?.....。まじかー!御茶ノ水のギター・プラネットじゃないか!!」

 仲の良い店員さんがいるわけではなかったですが、御茶ノ水に行くと必ず寄る楽器屋ですし、実際所有のレスポール・スタジオもここで買いました。

 この楽器、数日前に入荷したばかりのようです。

 もう居ても立ってもいられなくなりました(笑)。

 「日曜日なんて言ってられない。御茶ノ水なら会社帰りに寄れる!明日、775の試奏に行くぞ!165の試奏はどうでもいい!」

 アドレナリンが出まくって、興奮で眠れなくなってしまいました。

 


  つづく!!

 

 

 

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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