ギター購入騒動記(54)
会社近くの楽器屋でES−165の試奏をし、「この楽器はいける!」と感触を掴んだので、前回書いたように、自宅から1時間以上はかかるであろう店舗にもう1本の165を求めて試奏にいく決意(おおげさか?)をしました。会社帰りは行けないので、26日(日)に決行することにしました。
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一度も行ったことのない店舗だったので、ネットで駅からの道順なんかを調べた後、「165」とか「175」とかいろいろな検索ワードを入れて検索していると、下の写真が偶然にも引っ掛かって来ました。

「ん?なんだ?175?形は同じだな?でも、ちょっと違うぞ???ヘッドのインレイやポジションマークもテールピースも違うな!パーツもゴールドだし。誰かのオリジナル・カスタマイズか???」
写真の解説文を読み進みます。
「え!ES-775って....。ES-175の上位機種だって?!90〜93年のみの発売?そんな楽器があったのか!」
ES-775なんて楽器の存在は今日の今日まで全く知りませんでした。そのまま、ネットで色々調べます。
要約すると、大きな違いは
「ゴールド・パーツやインレイ、ネックが3ピースのメイプル(175はマホガニー)、指板がエボニー(175はローズ・ウッド)」
要は175を多少高級にした感じ、レスポール・カスタムとスタンダードのような関係です。もちろん見た目だけでなく、ネックの木材が違うので、多分音も違うのでしょう。
ともかく、たったの4年間だけの発売なので、中古市場に出回るのは本当にまれとのことでした。今まで、ネットでも楽器屋に行っても一度もお目にかかったことがないどころか、そんな楽器があることすら知りませんでしたので、レアというのは十分うなづけます。
何か「運命」を感じました。
おとといの、とある楽器屋でのビンテージ試奏事件があったので、なおさらそう思いました。
これは、絶対に試奏に行かなくてはなりません。
「どこだ?この楽器を置いてあるのは?.....。まじかー!御茶ノ水のギター・プラネットじゃないか!!」
仲の良い店員さんがいるわけではなかったですが、御茶ノ水に行くと必ず寄る楽器屋ですし、実際所有のレスポール・スタジオもここで買いました。
この楽器、数日前に入荷したばかりのようです。
もう居ても立ってもいられなくなりました(笑)。
「日曜日なんて言ってられない。御茶ノ水なら会社帰りに寄れる!明日、775の試奏に行くぞ!165の試奏はどうでもいい!」
アドレナリンが出まくって、興奮で眠れなくなってしまいました。
つづく!!