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マイナー・コンバージョン・コンセプト発展編(2)

【 Multiple Substitutes(2)】

 前回の続きで、A7を想定したコンバージョンですが、まずは復習です。A7をEm7にコンバージョンしてEドリアンで弾いてみます。



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 さて、A7のコンバージョンですが、過去にお話ししてきた中で他のコードにコンバージョンができましたよね?

 そうです、A7をB♭m(正確に言うとB♭m6です)にコンバージョンすることができましたよね。どういうからくりでコンバージョンできるかは過去の内容(マイナー・コンバージョン・コンセプト(11)~(14))をご覧ください。簡単に言うとA7にテンション♭9、♭13を想定し、ルートをA→B♭に動かすとB♭m6になるからですね。

 B♭mで使えるスケールとしてB♭ドリアン・スケールは下の譜面です。そして、このスケールをA7上で弾いてみたのが下の動画です。

nori_000041.jpg




 少し注意点があります。A7上でB♭mを弾くので、何も気にしないでフレーズをB♭音で終わると、A音と半音でぶつかるので、多少違和感があります。したがって、あえてA音で終わると良いのかなと思います。あるいは、B♭ドリアン+A音でフレーズを弾く感じと言った方が良いかもしれません。

 下がA7上でEm7(Eドリアン)、B♭m6(B♭ドリアン)を混ぜ合わせて弾いたのが下の動画です。お互いの共通音からEドリアンとB♭ドリアンを行ったり来たりします。これが「Multiple Substitutes」の一つの例です。



 次回はもう少しMultiple Substitutesを進めていきます。




 

僕の音楽史(182)

【1993年】

 このバンドは結成して間もない頃からオーストラリア演奏旅行が終わった後に解散することに実は決まっていました。ベーシストの荻原さんのアメリカ留学が決まっていたからです。彼はこの年、東京工業大学大学院理学部博士課程修了後、アメリカのロチェスター大学に研究者として渡米することとなりました。現在はマイアミ大学コンピュータサイエンス学科教授としてこの時から現在までずっとアメリカに在住しています。

 オーストラリア演奏旅行から帰って来た後にどこか都内でライブをやりたいとあらかじめ考えていました。オーストラリア凱旋ライブにもなるし、イベントでの演奏ではなく、いわゆる「ライブ」というものを「このメンバーでの最後」として絶対にやっておきたいと考えていました。いくつかのライブハウスに事前にコンタクトを取っていましたが、そんな中で「新宿J」から連絡が来ていたので、このメンバーでの「1回切りの最後のライブ」の場として決めました。また、オーストラリア演奏旅行にも一緒にツアーしたボーカル「清水貴和子」さんにも出演してもらいました。

 お店は当時、ライブ演奏をビデオテープに収録するサービスを提供していましたので、記念として録画してもらっていました。当時のアナログ時代の動画でクオリティはもちろん高くはないのですが、今となっては映像に収めておいて本当に良かったと思います。

 何十年ぶりかにこのテープを早送りで回し、セットリストを確認してみました。


1st
The Great Stream
One For Us
Nancy(Piano Trio)
Day By Day(with K.Shimizu)
But Not For Me(with K.Shimizu)
Helen Knew R.Y.E(by M.Ogihara)

2nd
Turnaround(Guitar Trio)
There Is No Greater Love
A Fair Love Affair(by M.Ogihara)
Satin Doll(with K.Shimizu)
My Funny Valentin(with K.Shimizu)
Vera Crutz

3rd
Young And Fine(Steps Version)
Stella By Starlight(Piano Trio)
Secret Love(Guitar Trio)
You'd Be So Nice To Come Home To(with K.Shimizu)
God Bless The Child(with K.Shimizu)
Cantaloupe Island

今回と次回でこの時のライブ動画から何曲か選んでご紹介します。

まず今回は既に数年前にYoutubeでアップロード済みの「Young And Fine」と「Cantaloupe Island」を改めて!






新宿J

ソロ・ギター道場(47)

【G Blues (5)】
 
 今回は9~10小節目のⅡ-Ⅴ部分。Ⅱの部分をⅡ7にするかⅡm7にするかで大きく分かれるところですね。

 まずはⅡ7の動画。



 A7 / A7(13) E♭7(9) | D7(9) E♭7(13) D7 / | G7 みたいな感じ。


 次はⅡm7のケース。



 Am7 / D7 A#7(9 13) | A7(9 13) E♭7(9 13) D7 / | G7 ですかね。

 いずれもジョー・パスがよくやる動きです。


 次回は11~12小節目のⅠ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ部分を解説してBlues編を終わろうと思います。

 お楽しみに!

ソロ

僕の音楽史(181)

【1993年】

 9月30日東京を離れて8日のオーストラリア演奏旅行は大きなトラブルや事故もなく終わりました。僕はカミさんと当時3歳の長男を自費で連れて行ったこともあり、台東区の同行者の方々には色々とご面倒かけてしまいましたが、嫌な顔一つ見せずご対応いただきました。大変ありがとうございました。今考えると素晴らしい思い出になりました。

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 10月8日(金)の夜、成田に着き、なんと翌日は横浜ランンドマークホールでコンペティション(本選)です!

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 メンバーはどう思っていたかわかりませんが、正直いうと応募したことを後悔していました。何故かというと体力的に非常にキツかった、そして気力も萎えていました。個人的にはあまりに疲れすぎていました。

 結論を先に言ってしまうと、本選に進んだ7バンド中で3番目(The Third Prize)を頂きました。言い訳がましくなりますが、浅草や吉祥寺に比べると参加メンバーのレベルも高かったと思います。また、選曲も僕にはハードルが高かったなと思います。

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 演奏した曲は「フットプリンツ」「Helen Knew R.Y.E (ベース荻原のオリジナル)でしたが、これも後で考えるとどうだったのかなと思います。この日に備えてオーストラリアで何回か演奏していましたが、「フットプリンツ」はどうも苦手でした。一方、荻原さんのオリジナル、ピアノのイントロから始まり、テーマはマイナー、サビでメジャーに変わるといった比較的得意なコード進行で大好きな曲ではありましたが、コンテストでオリジナル曲を演奏するのは少し難しかったのかなとも思いました。

 やはり浅草や吉祥寺のコンテストの時のように、「獲りにいく」つもりでないとダメなのだなと感じました。

 そしてこのバンドでは「新宿J」でのライブを残すのみとなりました。

 
 

マイナー・コンバージョン・コンセプト発展編(1)

【 Multiple Substitutes(1)】

 久しぶりにマイナー・コンバージョンについて書き始めようと思います。前回まで「実践編」として枯葉を題材に書いて来ました。6小節目D7まで書いてからふと思いました。これ以降の小節については今まで説明したことの繰り返しなので、改めて書くことはないなとw。そして次に何の曲にしようかなと考えたりしましたが、説明的にはほぼ同じになってしまうので、別のことを書いていこうと考えました。

 今回からは「発展編」として「Muitiple Substitutes」について書いていこうと思います。

 Multiple は「複数、多様」、Substituteは「代用、代理」という意味ですから合わせて「複数代理」とでも言うのでしょうか。内容的には彼の教則DVD「Quantum Gutar / Advanced Concept」の内容です。

 言葉だけ聞くと何となく面倒な内容のようですが、今までの内容が理解できていれば「なーんだ」と感じると思いますし、多少「こじ付け」というか「強引」と感じるところでもありますw。それでは早速話を始めましょう。

 まずA7というコードを例にとって解説していきます。

 「A7」をまずマイナー・コンバージョンで考えると「Em7(=Eドリアン)ですね。ここがピンとこない人は過去投稿を復習しておいてくださいね。一応、Eドリアンスケールを下に載せておきます。

MCCA1.jpeg

 A7上でEm7(=Eドリアン)で弾くと下のような感じになります。A7はA7(13th)を弾いています。



 今日の話ではまだ「Multiple」でも何でもありません、復習しながら少しづつ進んでいきます。

 あと、近日中に「Pat Martino奏法研究」の方も同時並行で進めていきます。

 ご期待ください!

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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