ギター購入騒動記(151)
先に紹介したテレキャスタースタンダード-HHは大のお気に入りとなり、購入以降はずっと家で弾いていました。2月9日にライブが予定されていて、そこで早速実戦投入を考えていたので、弾き慣れるためにもその必要がありました。音も弾きやすさも納得して買ったので、全く不満はありませんでした。ただ、これでテレギブ熱が治まったかと言えば、全くそんなことはなく、あのルックスがどうにもこうにも気になってw、どうしても手に入れたい気持ちが日々大きくなりました。もちろんハードオフにある楽器については、もうあのお値段では買うつもりはありません。しかも、完全ルックス目当てなので、10万20万も出したくありません。毎日メルカリやヤフオク、地方の楽器のネット販売で「フェンダージャパンでもバッカスでもエドワーズでもどこのやつでも良いから、安値で出ていないかな?」なんて、毎日暇さえあれば探していました。いくつか気になるものもありましたが、すでSOLD OUTや入札することなく他人が落札したりといった感じでした(写真最初は僕のテレ、2枚目はハードオフのテレギブ)。
「そうだ!Sさんにも聞いてみよう!」
ギタープラネットのSさん、久々の登場です。ここ最近、彼からギターを購入するのはご無沙汰になっていましたが(ハードオフに2回も浮気してしまいました、すみません!)、エレガットのリペアをお願いしたり、困ったことやわからないことはメッセージで教えてもらったりと、ずっと交友関係は続けていました。ギタプラに現在ではテレギブの在庫がないのはネットを見て知っているので、今後を含めて入荷情報等がないのか、もし入荷したら教えて欲しい旨を伝えておきました。彼はこのブログや僕のフェイスブックも閲覧してくれているので、僕の「テレギブ熱」はすでに知っていましたw。
そんな彼とのやり取りの中で、
「テレキャス熱が上がっている中ですが、訳アリではありますがGibson175Dなら入荷したんですけどね」
なんて話を耳にします。
「175D?もちろん興味があります!」
そうは答えましたが、どうせ100万越えで、買えるわけないと思っていました。しかも、頭は「テレギブ」に完全に支配されていますので、興味はなくないですが、あまり現実味のない話と考えました。念のため聞いてみます。
「訳アリって、どういう訳アリでしょう?」
「チェリーの2ピックアップ仕様なんですけど、リアマイクはカバーだけで中身は空です。リアのコントロールノブも外されています。その他いくつかのパーツが交換されてます。リアPUを入れて配線して...なんでXX万くらいですね」
まあ、ほぼ予想通りのお値段です。買えませんw。ハードオフのテレギブが2本買えて、まだお釣りがくるお値段でした(2本もないですがw)。この時点でギタプラ在庫であるチェリーの175D(下写真)は半年くらい前から知っていて、一度だけ試奏をさせてもらったことがあります(80万)。それよりは多少安いお値段でしたが、それでもやっぱり無理です。
このブログをずっと読んでいただいている方はご存じかもしれませんが、チェリーサンバーストの175は以前から欲しかったのですが、何回か機会を逃していて、いまだ所有していませんでした。
面白い「訳アリ」ですw。リアのピックアップがカバーだけって、前のオーナーはいったい何をしようとしていたのでしょうか。その場では「僕だったら(カバーがあるなら)リアピックアップなんか取り付けずに(ほぼ100%使わないので)、コントロールノブだけダミーで取り付けで良いんですけどね」なんて、半ば冗談半分で答えておきました。
Sさんも「その場合のお値段を確認してみますね」ってことでした。
この時点では実際の楽器が見ることができませんでしたので、ルックスも、もちろん肝心の音もわかりません。早いタイミングで試奏に行く旨を伝えて、一旦はこの話は終わりにしました。とにかく、弾いてみないことには何とも言えません。