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僕の音楽史(249)

【2019年】

 Facebookやカレンダーアプリを振り返ってみると、この年の音楽活動はとても充実しているものでした。

 前回書いたように、この年からは2つのバンド(カルテットとトリオ)でライブ活動していたので、月に数本のライブをそれぞれ違ったお店で交互に演奏するような形になり、音楽活動を始めた最初の頃と変わらぬモチベーションを保つことができていました。

 カルテット(武田・阿部・座小田・丸谷)は「四谷三丁目unten45」「武蔵境フォンタナ」の2か所を中心として活動を継続していました。この時点で、すでに3年目に突入するメンバーでしたし、ピアノの阿部君とはもう知り合って20年もたつ間柄でしたので、お互いの音の対話を楽しむ感じにまでなっていました。お互いが行くとこまっで行って、バンドの音が崩壊寸前にまでなることも多々ありましたがw、メンバー全員がそれを楽しんでしまう、そんな感じでやれていたのだと感じます。

Quartet.jpg

 このカルテットでのリハ動画をつけておきます。循環もの「Rhythmaning」ですね。こんな感じで、ギターの音はマルチエフェクターで加工し、あえてトリオ活動での演奏とメリハリをつけてました。ただ、この動画の演奏では、ギターシンセ(いわゆるメセニー音)の具合が悪く、ソロの途中で切り換えたりしていて、あんまり芳しくないですw。一方、ピアノの阿部君とドラムの茜ちゃんは結構気合の入った演奏してるのでよろしいのではないかと。聴いてみてください!



 一方、トリオは結成したばかりということもあり、新しい演奏場所を開拓すべく、いろんなお店で単発で演奏し、定期的に活動できるお店を探していました。「三鷹unamas」「国分寺Giee」「カフェコハナ」等で活動していました。こちらはもともとカルテットとは違って、多少オーソドックスなギタートリオをやっていきたいと思って集めたメンバーですから、チャレンジというよりはまとめにかかる演奏をしようと心がていました。それでも、トリオということもあり、ギタリストとしては、テーマやソロ、バッキングまで全てやらなくてはいけないので、個人的には十分チャレンジでした。

trio.jpg


 頻繁に演奏するとそれだけ集客も厳しくなりますが、この時期は半年前に人事異動で新しい職場(国分寺)に移り、新たな部下や友人達ができ、僕の演奏を聴いたことがない方々が比較的頻繁に来てくれたこともあり、何とか凌いでいました。職場とは違った環境で会社の人達と話す機会もでき、職場生活の方でも大きなメリットがありました。

 音楽的にも会社的にも最も充実した年といえるものでした。 


 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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