僕の音楽史(249)
Facebookやカレンダーアプリを振り返ってみると、この年の音楽活動はとても充実しているものでした。
前回書いたように、この年からは2つのバンド(カルテットとトリオ)でライブ活動していたので、月に数本のライブをそれぞれ違ったお店で交互に演奏するような形になり、音楽活動を始めた最初の頃と変わらぬモチベーションを保つことができていました。
カルテット(武田・阿部・座小田・丸谷)は「四谷三丁目unten45」「武蔵境フォンタナ」の2か所を中心として活動を継続していました。この時点で、すでに3年目に突入するメンバーでしたし、ピアノの阿部君とはもう知り合って20年もたつ間柄でしたので、お互いの音の対話を楽しむ感じにまでなっていました。お互いが行くとこまっで行って、バンドの音が崩壊寸前にまでなることも多々ありましたがw、メンバー全員がそれを楽しんでしまう、そんな感じでやれていたのだと感じます。

このカルテットでのリハ動画をつけておきます。循環もの「Rhythmaning」ですね。こんな感じで、ギターの音はマルチエフェクターで加工し、あえてトリオ活動での演奏とメリハリをつけてました。ただ、この動画の演奏では、ギターシンセ(いわゆるメセニー音)の具合が悪く、ソロの途中で切り換えたりしていて、あんまり芳しくないですw。一方、ピアノの阿部君とドラムの茜ちゃんは結構気合の入った演奏してるのでよろしいのではないかと。聴いてみてください!
一方、トリオは結成したばかりということもあり、新しい演奏場所を開拓すべく、いろんなお店で単発で演奏し、定期的に活動できるお店を探していました。「三鷹unamas」「国分寺Giee」「カフェコハナ」等で活動していました。こちらはもともとカルテットとは違って、多少オーソドックスなギタートリオをやっていきたいと思って集めたメンバーですから、チャレンジというよりはまとめにかかる演奏をしようと心がていました。それでも、トリオということもあり、ギタリストとしては、テーマやソロ、バッキングまで全てやらなくてはいけないので、個人的には十分チャレンジでした。

頻繁に演奏するとそれだけ集客も厳しくなりますが、この時期は半年前に人事異動で新しい職場(国分寺)に移り、新たな部下や友人達ができ、僕の演奏を聴いたことがない方々が比較的頻繁に来てくれたこともあり、何とか凌いでいました。職場とは違った環境で会社の人達と話す機会もでき、職場生活の方でも大きなメリットがありました。
音楽的にも会社的にも最も充実した年といえるものでした。