ギター購入騒動記(24)
エピフォンのセミアコES-339を買ってから、しばらくは吉祥寺ロックインには立ち寄らなくなっていました。レスポール、SG、テレ、ストラト、そして339と、この半年くらいで立て続けに買って、だいたい頭の中で描いていた欲しい楽器がそろったので、少し落ち着いた感がありました。でも、そんな時期も、そう長くは続きませんでした(笑)。
ちょっと興味をそそるレスポールを御茶ノ水XX楽器のネット広告で発見してしまいました!
この時、所有しているレスポールは今までご紹介したとおりのギブソンのレスポール・スタジオ、レスポール・スペシャル、そしてエピフォンのレスポールクラシックですの3本です(下写真)。これらを購入する際に、レスポールのいくつかの種類を弾いてみていたのですが、スタンダードってのは、中古であっても値段がワンランク高く、とても手が出ないので、候補からいつも除外していました。
今回僕がネットで見つけたレスポール・スタンダードは(下写真)、値段は11万くらいで、通常よりワンランク安く、しかも、お気に入りのワインレッドでした。ただ、ネットの写真を見る限り、多少キズも目立ちますし、値段的に訳あり商品なのだと思います。文章をよく見ると「ネック上部に修理された痕跡がありますが、よく見ない限りわかりません。」と書いてありました。なるほど、「だから多少安いのか?!」と納得しました。ネック折れの修理品か何かなのでしょう。そんなの気にしません。要は、「音」が気に入れば問題なしです。まずは、実際に弾いてみなくてはなりません。そして、資金調達の方法を考えなくてはいけません。
早速起こした行動は2つ。
まずひとつは、お店にメールです。 「購入を考えていますが、訳あり品ということですので、弾いてから購入を決定したいと考えています。数日間取り置きしておいてもらうことはできますか?」
何時間後に
「分かりました。ご来店をお待ちしております。」旨の返信が来ました。
これでよし。
次に資金調達、「目には目を」じゃないですが「レスポールにはレスポールを」です。3本のうちどれを売るかしかありません。いや、まてよ、選択肢は2本です。エピフォンは中古で数万程度のものですので、売っても、下手したら数千円くらいでしょう。スペシャルとスタジオのどっちかを売って、お金を足して買うしかありません。この2本を少し時間をかけて弾いて、どっちを売るかを決めようと思いました。
次回に続く。

