Pat Martino奏法研究【完全版】 第6章 Phrase&Groove(7)

最初のコードはFaug/Eと表記したらよいのでしょうか。オーギュメントだけでも不協和音ですが、最低音の6弦E音の開放弦をぶつけることで、ダークな感じが一層深まります。
二番目のコードはBm7♭5(9)/Eですね。2弦は5フレットのE音もしくは2フレットのC#音を鳴らします。これまた、6弦開放弦E音をぶつけます。最初のコードと共通音が多いので(5弦2フレットのB音が付加されただけ)、ほぼ同じ感じで、区別なく使われます。
このサウンドに、前の回に紹介した#9サウンドを加えて、こんな感じに弾くと、Patののダークサウンドの雰囲気が出ます。ところどころD♭/Eのサウンドを混ぜています。