僕の音楽史(234)
今振り返ると2016年は僕の音楽活動の中で、充実していた年だったと思います。
2014年夏に再活動を初めてから一緒にやってきたミュージシャンと安定的な活動をしていましたし、出演するお店も中野ピグノーズや東中野セロニアスの2箇所を中心として、色々なお店で演奏させてもらっていました。また、直近で書いたとおり素晴らしいギタリスト松原慶史くんとも知り合い、定期的な活動で音楽的に向上しようと頑張ってもいました。
この年はハード面でも、数々のソリッドギターやギターシンセ(GR-55)、マルチプロセッサー(GP-10)といろんな楽器や機材を購入し、今までの「僕の考えるジャズ・ギター」、根本的には大きく変えることはできないものの、なんとかこれらの力を借りて、少しでも変化しようともがいていました。
ギタシンセやエフェクターを使っても何か「自分の音」っていうものを作りたくて、休みの時は「ギター練習」というよりも、「音作り」の時間が長かったように思います。そんな中、動画の音「フレットレスギターのパッチをカスタマイズした音」が自分的にはすごく気に入って、殆どの曲をその音を使って演奏している時もありました。また、次の動画のようなシンセでしか実現できないようなサウンドも色々と研究して、ライブに取り入れていこうと(結局一度もやらなかったと思いますがw)研究に余念がありませんでした。いずれもFacebookに投稿した動画をリンクしておきますので、聴いてみてください。
フレットレス

ギターシンセ

ただ、体も悲鳴を上げていました。と言っても、大きな病気をしたわけではありません。恒常的に左指が演奏中につってしまうことが多くなりましたし、左指が慢性的に疲労して、早いパッセージが思うように回らなくなったりすることがありました。また、左肘がピンポン玉のように腫れ、手首のあたりまでむくんだり(結局検査してもはっきりとした原因がわからず、自然に腫れが引いた)と個人的には割とトラブル続きでした。ただ、演奏活動に大きな支障をきたすまでのことはなく、あくまで「自分比で調子が悪い」レベルで終わっていたように思います。
次回から2017年に入っていきます。
お楽しみに!