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僕の音楽史(233)

【2016年8月】

 以前ご紹介したスーパーなギタリスト松原慶史くん(ヨッシー君)と共演を果たしました。ここに至った経緯はこんな感じでした。

 6月に自分のリーダーカルテットで演奏後、次のブッキングについてセロニアスのママさんと相談し、9月にまた同メンバーでブッキング。「3ヶ月はちょっと、間が空きすぎるな」と思っていたら、8月ももう1日空いている日があるとのことでした。同じメンバーで8、9月と続くのも集客的にも厳しいので「メンバー未定」のまま、その日も仮押さえしました。「いつものカルテットでは、変わり映えしないな」なんて考えていた時、ふと、ヨッシー君のこと思い出しました。「たしか彼もセロニアスに定期的に出てたよな」「(才能あふれる彼だから)俺が共演できるのも今のうちだけかな?」なんて考えて、彼と連絡を取ったところ、たまたま空いていて、快く引き受けてくれて・・・まー、そんな感じです。

 「この先、きっと有名になって、とても一緒になんて演奏できなくなるかなw」「俺のギター、彼の前でどこまで通用するかな?」なんて考えて、「今のうちに共演しておこう!」と考えたのが、正直な気持ちでした。特にアンサンブルを考えたりせず、2人で弾きまくっちゃおう!なんてのが目的だったので、題材は全て僕がいつもやっていたスタンダードに彼もソリストの形で演奏する形態でした。ギター2人いるので、ピアノの阿部くんは呼びませんでした。初共演のときの演奏はこれです。カメラアングルが悪く、彼があまり登場してきません。お許しを!



 彼とは嬉しいことにこの後何回か一緒にライブで一緒に演奏していました。もう、テクニックも世代も方法論も何もかもが僕とは違っていて、僕的には「コンテポラリーの代表」のように思っていましたので、あまり意識せずにお互いがお互いのスタイルで弾けてよかったと思います。彼のソロの時は、バッキングもせず、演奏を聴いているのがとても楽しみでしたw

 

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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