Pat Martino奏法研究【完全版】 第6章 Phrase & Groove (3)
まずは下の譜面と動画を御覧ください。

3連とは言っても1拍ずつ3連符で弾くのではなく、正式にはなんて呼ぶのかはわかりませんが「8分音符の3つ取り」とでも言うのでしょうか、拍の長さは8分音符で1小節8つの音を弾くのですが、3つの音一組フレーズなので、拍の頭がフレーズの頭にならずにずれていきます。4と3の最小公倍数の12、つまり12回めの8分音符=3小節4拍を弾いたところでまた振り出しに戻ります。これ毎回一拍目で3連として弾くとリッチー・ブラックモアになってしまうので気を付けてくださいw。これ、初めての人は慣れないと難しいかもしてません。(動画は4小節の3.5拍のところで止めています。)
動画の右手ピッキングに注目です。3連の最初のE♮Fの2音ですが、パットは必ず1回目は1音ずつしっかりとピッキングし、2回めはE♮を弾いた後にF音はピッキングしません。しかも、左手は彼はE♮音を押さえた人差し指をスラーで同じ人差し指でF音を押さえます。僕はうまくできないので、中指でハンマリングして似たようなニュアンスを出すようにしています。