僕の音楽史(228)
ギタリスト松原慶史(ヨッシー)君とのことを何回かに渡って書こうと思います。後で詳しく書こうと思いますが、この日のライブは僕の音楽活動の節目となりました。彼との出会いは以下のような感じでした。


「あ、今日ライブに行ってみようかな」
2016年3月10日のこの日、僕は午前中人間ドックに来ていて、レントゲンを待つソファでスマホを見ていました。Facebookを見ていて、Virtuoso Akasaka(赤坂ヴァーチュオーゾ)でギタリストの松原慶史君のライブがあることを偶然知りました。
彼とは例のシャズギター研究会を通じFacebook友達で繋がっていました。この当時、彼のアップした動画を通じて彼の卓越した演奏はもちろん聴いてはいましたし、研究会の中では抜きん出た才能を持っているギタリストと感じていました。ただ、この時点でまだ生演奏は聴いたことはありませんでした。彼のライブの告知のコメント欄を見ると、同じジャズギター研究会で知り合った方々も何人か聴きに行くようです。彼らとはFacebookを通じてやり取りはしていましたが、リアルでは会ったことがありません。そして、今日の演奏場所であるヴァーチューゾもまだ顔を出せていませんでしたので、マスターのジャズ・ギタリスト矢堀さんとも布川さんの兄弟弟子でありながら、これまたリアルでは会ったことがありませんでした。
「丁度いい機会だ。ライブも聴けるし、矢堀さんやギター仲間に挨拶できる。会社終わって駆けつければ2ステージ目には間に合うな」
いつも、ライブ行こうと思いながら、会社終わると何か疲れて、急に行く気が失せたりすることも多いのでw、今回はジャズギター研究会で知り合った須山さんに「行きます宣言」をメッセージで送り、お店にも予約を入れておきました。
予定通りステージ合間の休憩時間に到着しました。この時、初めて須山さんと会い、色々と話しました。須山さんは僕の大学の先輩で、ジャズ研で活躍していたギタリストでした。お客さんはやはりジャズギター研究会関連のお客さんが圧倒的に多く、皆、既にお互いが気心知れた間柄で、楽しそうに飲んでいましたが、僕はFacebookでは多少のやり取りはしていたもののオフ会やセッションには参加しておらず、まだ面識もなかったので、最初は少し緊張した感じで過ごしていましたが、須山さんは気を使ってくれて、色々な人に紹介してくれました。
「酔ってしまう前に矢堀さんに挨拶しとかなきゃ」と思い、カウンターで忙しそうにしている矢堀さんに声をかけ、ご挨拶しました。この時が初顔合わせでしたが、そこはFacebookのおかげもあり、前回書いたように、この店自体に「壁」なるものがなかったおかげでフランクに話していただいたと思います。
さて、セカンドセットのスタートです。その時のことは次回に書こうと思います。
ではでは。
