僕の音楽史(226)
この年からはさらに色々なミュージシャンと交流を持つようになりました。また、楽器や機材がどんどん増えていきます。このへんの話を正確では無いですが、時系列に紹介していこうと思います。
まずはこの素晴らしいドラマー柳沼佑育君です。


Facebookで確認すると、知り合ったのが2015年8月、最初の共演も2015年12月のようでしたので、前回の2015年総括の時に登場させておくべきでした^^;
彼と一緒に演奏するようになったのは僕がギタリスト浅利史花さん(今後紹介していきます)のトリオ演奏を観に行った時に、演奏後のジャム・セッションで知り合い、まあ、よくある話ですが、「今度一緒にやろうよ!」なんて声をかけていた事が始まりです。とにかく、ノリもさることながら、ハイハットやスネアの切れ味が素晴らしいと感じた記憶があります。バネがあって、とても躍動感のあるプレイでした。確か、この時はまだ23歳と言っていたような気がします。とにかく「バップが好き!」と言っていましたが、プレイはとてもフレッシュな感じなので、僕のバンドでもハマるなと、おぼろげながら感じていました。
その後、12月に公手君のスケジュールが押さえられなかった時に1度頼んで、その後約1年ほど活動をともにしました。ピアノの阿部君は地元のライブハウスで既に面識があったようですし、ベースの矢野君も仕事で何回か演奏した仲のようでしたので、コミュニケーションは問題なしでした。今ではスーパーギタリスト「宮之上貴昭」さんのレギュラー・ドラマー的な活動をしている素晴らしいドラマーです。
彼の演奏はバップ系はもちろんのこと、僕が好んで演奏していた比較的コンテンポラリー系の曲にも順応性が素晴らしく、上手い人は何でもできるんだな、若いって素晴らしい!といつも感じていました。一年ほど活動をしている間にどんどん頭角を現してきて、スケジュール的にも厳しくなってきたことや彼の音楽性を考えると無理に繋ぎ止めておくのは厳しいと考えて、その後は演奏しなくなりました。
最初の頃は武田(g)阿部(p)矢野(b)そして柳沼君のカルテットが多かったと思いますが、一年あまりの活動の中で色々な場面で叩いてもらっていたので、彼との演奏動画は比較的多く残っています。
初めて彼と演奏した2015年12月の時の演奏を2つ貼っておきます。この頃の僕のギターはこもり系の極みですね。ジム・ホールのような極度にトーンを絞った音質です。