マイナー・コンバージョン・コンセプト総合編
今回も最初の8小節、G13-A♭13の繰り返し部分ですが、前回とは違うマイナーにコンバージョンしてみます。
G13(7) → A♭m(A♭ドリアン)にコンバージョンします。
なぜこのコンバージョンが成り立つかは以前のMultiple Substitutes(3)で解説したとおり、ディミニッシュ(短三度)移動で説明が付きます。前回Fm(Fドリアン)でコンバージョンしたので、その短三度上のA♭m(Aドリアン)でのコンバージョンを想定したわけです。最初はインサイドな感じ(ブルースペンタやDドリアン)で入って、A♭mに移行することを2回ほど繰り返しています。
最後に今まで解説したコンバージョンをごちゃまぜにして弾いてみます。G7をDm、E♭m、Fm、A♭m、そしてGのブルースペンタトニックとランダムに想定して弾いていきます。
次回からはサビの部分の解説に移ります。