僕の音楽史(225)
前回ご紹介したピアニスト「田崎美知子」さんとのバンドは、定期的な活動を行っていきました。このバンドのドラマーは旧友「宇山満隆」君にお願いしていたのですが、たまたまスケジュールが合わなかったときに、1回だけ「高橋徹」さんというドラマーにトラで叩いてもらったことがあります。彼については、あえてここで僕の口から説明も不要なくらい、現在では日本のジャズドラマーの中で確固たる地位を築いている名ドラマーと思います。田崎さんと同じ新潟大学、そして、僕が新潟高校という、言ってみれば「新潟つながり」でお願いしました。快く引き受けていただけました。


以前は一度メンバーを固定化すると、ずっとそのメンバーでやり続ける、逆に言うと、全員のスケジュールが空いていない限りブッキングしないようにしていましたが、再活動後は、ともかく「できる限りライブをやりたい」と考えていたので、いろいろな組み合わせや編成でブッキングしていました。それが人脈を拡げ、演奏技術の向上につながっていくと考えていました。そして、毎回演奏を録音もしくは録画して、次のライブまでに「課題を見つけクリアするため練習!」といった、まるでミュージシャンンの鏡のような活動でしたw。