ギター購入騒動記(141)
次に売るのは写真の175です。

「何で?」と皆さんは思うでしょう。
簡単にどんなギターか説明します。申し訳ないことに、パーツ関連や電気系統のことは全くわかりません。ES-175 1952 (Gibson)19年中古で購入。ご覧のように人気のある1ピックアップP-90を搭載したモデルです。ネックは比較的厚めです。生音はビンテージ特有の硬質な感じで、かなり大きな音がします。音が聴きたい方は「僕の出会ったギター達(21)(22)」を閲覧ください。楽器の状態も詳しく書いています。
本当に素晴らしいギターなのですが、この楽器、何故か手に取ることが少ない楽器なのです。この後に購入した、同じく1ピックアップの175の方をどうしても頻繁に弾いてしまいます。自分でもよくわかりません。難しい楽器であることは間違いないです。結構な値段の楽器なので、ライブのある日に会社にソフトケースで持っていくのも少し抵抗がありました。僕のバンドのキャラにもちょっと違和感がある楽器です。僕のカルテットは比較的音量が大きいのですが、試したことはないですが、多分埋もれてしまう気がします。音量を上げれば、このギターのキャラは失われます。そんな理由からか、ライブでも一度も使った事はありません。そして、現在175系の楽器の値段が高騰しているという話を聞いて「弾く機会のない楽器を持っているならお金のほうが良いかな?」なんて思ってしまいました。「手放したくない楽器」ではありますが、「よく考えて買えば良かった」の気持ちが交錯する楽器ですw。
そして、この楽器は現在も売れずに「ギタープラネット」にあります。お時間あれば、是非弾いてみてください。自分で売りに出しておいて何なんですが、ご安心ください。値段に見合った素晴らしい楽器です!
この楽器で演奏したDUO演奏を貼っておきます。相方は小泉清人さんという素晴らしいギタリストです。こんな感じの家でのセッションなら最高の楽器なんですけどね。