僕の音楽史(221)
2014年7月から矢野君とのデュオ、そしてギター・カルテットで活動を再開しました。そして、それぞれの楽器で新旧複数のメンバーとの連絡も取れるようになったので、色々な組み合わせでライブ活動を行っていきました。これからは何回かに分けてそれを音源や動画を交えて紹介させてもらいたいと思います。
武田&矢野、武田・阿部・矢野・公手のギター・カルテットに続く3つ目の組み合わせで、活動休止直前のメンバー4人での再会ライブを行いました。メンバーは武田謙治(g)阿部義徳(p)辻啓介(b)西尾研一(ds)の4人です。
この4人は僕の活動休止98年まで数年間活動していた、気心知れたメンバーです。僕以外は全て東工大ジャズ研OBです。16年ぶり再会ライブとはいっても、もちろんリハなんかやらずに、スタンダード中心に、演奏の完成度とかそんなのはどうでも良くって、ただただ久しぶりに会って、また同じステージで演奏できる!もうそれだけで良かったのです。
もともと継続的な活動はできないことは分かっていましたが、なんとか都合をつけて2回ほどやった思います。それぞれ住まいが僕は東京、阿部君は埼玉、辻君は千葉、西尾さんは横浜、しかも皆んな働きながらのミュージシャン活動でしたので、どう考えても継続的なライブ活動は無理ですw。こういう地理的な理由がなかったら、続けていたかもしれませんが、むしろ、いろんなミュージシャンと一緒にやる必要が僕にはあったので、結果、これで良かったのかもしれません。阿部君は新しいカルテットでも参加してもらっていますが、辻君や西尾さんも今後はスポットでお願いしていこうと思いました。
この4人での再会ライブの時の演奏(静止画です)と以前の若かりし頃の演奏(こっちは動画です)を貼っておきますので、是非聴いてみてください!あくまで個人的な感想ですが、若かった頃の方が落ち着いた演奏をしています。それにしても、辻&西尾さんは強力にスイングしています。一方、再会ライブは文字通り喜びが音に現れてか、はじけている気がします。いわゆる「ジャズ研」的な演奏というのでしょうか?あ、僕はジャズ研ではありませんでした。ライト(ビッグバンド)でしたw。