僕の音楽史(220)
なんとか集めた4人で、十数年ぶりにバンド活動を再開しました。あらためて4人のメンバーを書いておくと、武田謙治(g)阿部義徳(p)矢野伸行(b)公手徹太郎(ds)です。
僕とピアニストの阿部君は働きながらの活動ですから、早くからお店に来てリハができませんので、簡単な挨拶、阿部君は矢野君と初顔合わせ、僕は公手君と初顔合わせ、どうもどうもって感じで、ほどなく本番演奏となりました。
この日の演奏録音は無いので、はっきりとしたことは言えませんが、この後数年間はこのメンバーで活動していくこととなったので、感触的には良かったのだと思います。もっともベース、ドラムが百戦錬磨のふたり、そしてよく一緒に仕事をしているふたりでしたので、問題なのは僕だけだったと思います。
この時感じていたのは、今まではバンドとしてしっかりとメンバーを決めて活動してきましたが、今度はベースのバンドはあるものの、ギタリストとして成長するためにもう少し色々なフォーマットで演奏活動をしていかなくてはと考えていました。先の4人のメンバーでのギター・カルテットや矢野君とのデュオ、そして公手君を入れたトリオ、そしてかつての仲良しメンバー、阿部(p)、辻(b)、西尾(ds)、宇山(ds)の東工大ジャズ研関連グループなど、その時の気分やお店の物理的環境を考えて、臨機応変にやっていこう思いました。その方が、定期的な活動ができますし、ギタリストとしても成長できる、おまけにマンネリしないで続けられると思いました。
十数年のブランクの後、やっと活動を始め、既にこの時は50歳を超えていたので「今しっかりと音楽活動を定着させないと、もう一生復活はできないな」と結構真剣に先のことを考えていました。
この4人のメンバーで演奏したライブ演奏を貼っておきます。既にYoutubeアップしている動画です。日付を見ると2回めのライブ演奏の時ですね。よかったら御覧ください。



