僕の音楽史(217)
ベーシスト矢野くんとはデュオで僕の近所のスタジオで数回リハを行いました。リハはリハでも、僕にとっては「リハーサル」のリハではなく、「リハビリ」のリハでしたw。矢野くんは僕の自宅から3、4つ先の駅に住んでいて、比較的自宅に近かったので、「夜のライブ仕事の前のウォーミングアップにちょうど良い」とわざわざ寄ってくれていました。何の準備もなく、ただ僕の弾くスタンダードの演奏に合わせてくれていました。正直言うと、彼レベルのべーシストのウォーミングアップになるほど僕はまだ弾けていなかったと思います。ギャラの代わりと思って、スタジオ代は僕持ちでやっていましたが、交通費使ってわざわざリハビリ中のギタリストに付き合ってくれたわけですから、今考えるとしっかりとギャラを払うべきであったと申し訳なく思っています。
彼のようなミュージシャンを、このまま僕の練習のために繋ぎ止めておくわけにもいかないですし、やはりリハをスタジオでずっと続けるよりは、デュオで出演できるお店のブッキングをして、それに向けて練習する方が自分のためも良いだろうとも考えました。僕は所詮アマチュアでしたので、僕のようなミュージシャンでもブッキングができるお店、そしてデュオで出演するに手頃なスペースの店を色々とネットで検索しました。
そんな中で、高円寺のライブバー「AG22」というお店を見つけ、コンタクトを取り、出演が決まりました。
いよいよ活動再開です!
