Pat Martino奏法研究【完全版】 第4章 Vertical&Horizontal Movement(3)
コード進行はC7(8小節)A7(8小節)D7(8小節)B♭7(8小節)の32小節を1Chorusとして5Chorusを弾いてみました。これは、Patの代表曲でもあり、一番人気の曲「The Great Stream」のソロ・パートの一部分です。
マイナーコンバージョン的にはC7はGm7、A7はEm7、D7はAm7、B♭7はFm7にコンバージョンして、それぞれドリアンスケールを中心にフレージングしています。今回は「総合」ということで、「ここがHorizontalだ」とか「ここはVerticalだ」とかはお話ししません。ところどころ行ったり来たりしています。ただ、全体的に最初の3ChorusがHorizontalにネックのローからハイポジションへ、そして残り2ChorusはハイからローポジションへとHorizontalに動いていくことを意識して弾いています。最初のC7はGのドリアンスケールのFORM1で始めて段々とネックを上昇していきます。そして、4Chorus目のC7はFORM1の1オクターブ上のポジションから段々と下降していきます。
デモ演奏とは言っても勿論パットのようにはいきませんし、あくまでレッスンのデモとしての演奏なので、アドリブ演奏として鑑賞に耐えるものとは言い難いのですが、イメージは掴めるのではないかと思います。
動画を参考に頑張ってみてください!
