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ギター購入騒動記(135)

2021年4月 断捨離を決意

 話は今から1年ほど前に遡ります。

 昨年10月にギタープラネットにES−165を試奏に行って以来、音楽に関わる活動は殆んどしていませんでした。一番の理由は言うまでもなくコロナ禍でありましたが、それだけではなく色々なことが身近にある年でした。そして、この時点では、まだ何も解決していませんでした。そんな中で一番のイベントが「来年3月末で定年を迎える」ということでした。もちろん働かなくては食べていけませんので、働くつもりでしたが、別の会社に行きたいと考えていましたので、この時点ではかなり不安に思っていました。また、転職に向けて資格を取ったりと忙しかったですし、会社人生最後の1年で、珍しく一生懸命仕事に励んでいて、頭が音楽に向かなくなりました。そして、漠然と不安に感じることも多く、今のうちから色々なことを整理しようと思いました。こんな状態で「ギターでも1本買って気晴らしするか!」というほど能天気な人間ではありません(笑)。当然のことながら「断捨離!」の方に気持ちが傾きます。

 家でずっとギターを弾いていて、改めて思ったことがあります。10本あまりのギター、殆どは3階の部屋のギタースタンドで立てかけていますが、そのうち2本は生活空間の2階に置いていすぐ弾けるような状態にしています。そして、この2本のギターの種類は、ほぼいつも同じです。要するに、弾くギターはいつも同じというわけです。いつも同じギター数本ばかりが弾かれ、残りはずっと3階の部屋で眠っています。Facebookで動画を撮ったりする時に、あえて3階から持ってきて弾いたりしますが、また戻してしまいます。自分ではあまり意識して言いませんでしたが、

「2階に置いてある2本、これが俺のお気に入りのギターなんだな」

 そう改めて感じました。その2本は以下のものでした。

IMG_3251.jpg 7911c9d1cd33a460fb52f8c6dd9afab098d297.jpg

 ギタープラネットで買った ES-175 1963 (Gibson)と FA-GP C/BLD(Tokai)の2本です。

 そして思いました。

「弾かない楽器は持っていてもしょうがない。断捨離しよう!」
 





 

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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