僕のレコード棚公開します!(11)

【メンバー】
ジョン・スコフィールド(g) リッチー・バイラーク(p) ジョージ・ムラ―ツ(b) ジョー・ラバーバラ(ds)
【曲目】
A面
V
グレイ・アンド・ヴィサラル
B面
リービング
朝日のごとくさわやかに(ソフトリー)
※LPレコードのため、ボーナストラックは未収録です。
名盤中の名盤です。僕は、ここ10数年くらいのジョンスコ、全く聴いていません。僕が「ジョンスコ好きです」というのは、この時代のジョンスコのサウンドをイメージして言っております。感違いしないでくださいね、今がダメと言っているわけではないですよ。聴いていないので、わからないだけです。
大学時代に、新しく名前を覚えたギタリストは、手当たり次第にレコードを買って聴きました。ジョンスコで最初に買ったのは、「ラフハウス」だったと思います。まだまだ僕は未熟で、音楽的に理解はできませんでしたが、コルトレーンを初めて聞いた時の感覚に近いショックを覚えて、ずっと聴いていました。次はスタンダードをやっているアルバムを買おうってことで、このアルバムを買いました。もちろん素晴らしかったですが、正直ラフハウスほどの衝撃は受けなかった気がします。ラフ・ハウスにこのアルバムが劣るということではなく、単純に免疫ができただけの事です。
皆さんと同じく、「ソフトリー」はコピーしました。ただ、自分の指癖せとは極端に違っているので、何度コピーしても自分のものにすることはできませんでしたね。ジョンスコの場合は、フレーズも良いですが、あのノリですね。「ペタペタ」「ネバネバ」「クネクネ」「グリグリ」なんて言っていいのか分かりませんが、「音符」が長くて、早いパッセージを弾いても、ちっとも速く感じません。ギリギリまで後ろに引っ張る感じです。耳にこれでもかってくらいにまとわりついてきます。
1曲目の「V」が人気の曲ですね。ジャズ研好みの曲です。僕も一時レパートリーにしてましたし、久々に今度ライブでやろうと思います。あとは、「ソフトリー」のサビからAメロに戻る時のフレーズですかね(笑)。このフレーズは皆さんがコピーしていて、この曲をやる時に必ずパクって弾いてましたね。そういえば、日本のトップギタリスト、竹中さん、布川さんのライブ動画をYoutubedeで見ましたが、やっぱりお二人とも(悪ふざけ?で)やってましたね。トップギタリストとは言っても、同世代ですから、考えてることあまり変わりません(笑)。
これ聴かずして、コンテポラリー・ジャズ・ギターを語ることなかれ!