ギター練習帳(4)
ベーシックなトレーニングで僕が何十年もやり続けているのがアルペジオ練習、そんな中でも今日紹介するのはメジャー7thのアルペジオです。

上の譜面はC△7のアルペジオです。音はCEGBの4つの音を2オクターブに渡って弾きます。このアルペジオの運指は2種類考えられます。ひとつはバーティカル(垂直)な動き、もう一つはホリゾンタル(水平)な動きです。それぞれをゆっくり弾いてみます。

練習はこのアルペジオを4度進行します。具体的に言うとC→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭→B→E→A→D→GでCに返ってきます。これを今は2拍4拍=88の速度でメトロノームで鳴らして適当な時間弾き続けます。実際の動画メトロノーム鳴らしていませんし、速度は適当で、ところどころ間違ったりしてます。
C△7は運指バーティカル(V)で6弦9フレットからスタートし、次のF△7は運指ホリゾンタル(H)、次のB♭△7はV.....を繰り返します。注意が必要なのはB△7をHで弾くときです。Hで最後まで弾いて戻ってきてしまうと次のEは6弦開放の最低音になってVでは弾けないのです。どうするかと言うと、B△7をHの運指でスタートし、下りはVの運指で帰ってきて、次のE△7は5弦7フレットからスタートのH運指へとつなぎます。
アルペジオはジャズのアドリブでそのまま使われたりします。非常に大事な動きなので、僕は基礎練習に取り入れています。
参考にしてみてください!