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ギター練習帳(2)

【 Basic Training(1)】

 ここ数ヶ月はテクニックの衰えを実感することがとても多く、なんとかしなくてはと考え、毎日の練習の中に「Basic Training」を取り入れています。楽器奏者にとっては当たり前なのかもしれませんが、僕はあまりやって来ませんでした。今までの中で一生懸命やっていた時期は3回ほどありました。楽器を始めて間もない頃、大学時代、そして2000年から2014年のブランクののち復帰前の数ヶ月です。今回が4回目となり、死ぬまでやり続けようと決めたので、今回が最後だと思います。メニューは都度変えていこうとは思いますが。

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 まずはBasic Trainingの中での「88 16分音符 アルペジオ(△7m7)」の部分です。

 メトロノームを♩=88で鳴らして16分音符で弾きます。ここでやることは3つあって、ひとつ目はメジャー・スケール(ドレミファ....)を上がったり下がったり、2つ目は△7のアルペジオ、3つ目はm7のアルペジオです。そのうちひとつ目のメジャー・スケールの部分を今日紹介します。下の動画の様にやっています。




 普通にドレミ...を上がったり下がったりした後、動画の様に適当にエチュードの様に弾いていきます。決まっているのは速度のみで、適当に組み合わせてやっていきます。真ん中辺のポジションから上行ったり下行ったりします。弾く音を決めないのは、決めると飽きてしまいますし、覚えるのが大変というのが大きな理由ですが、「練習のための練習」ではなく「より実践的」なものにするためにはその都度決めるのが良いと思うからです。

 オルタネード・ピッキングでしっかり音を出します。ただ、一応言っておくと、僕の様な右手の動きが大きいのはあまり良い例とは言えません。動きに無駄があるため早く弾ける様にはなりません。僕はもう治りません。初心者の方は今から自分の手首の動きを鏡で見てしっかりと矯正していく良いと思います。

 次回はアルペジオを紹介します。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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