僕の音楽史(205)
新しいメンバー(武田、阿部、辻、西尾)での定期的な活動は新宿Jで年数回程と以前のメンバーでのコンテスト優勝からできたコネクションでのライブ演奏仕事のみでそんなに多くはありませんでしたが、月2くらいのペース行っていた東工大ジャズ研部室で行っていたリハーサルが楽しいものでしたので、何の不満もありませんでした。もともと「音楽でお金を稼ぐこと」を目的ではなく始めたものですし、たまたまコンテストに優勝したり、イベントで演奏する機会があったりで、「人に評価される嬉しさ」「人前で演奏する喜び」を知ってしまったので、演奏活動をしてギャラをもらっていましたが、ライブ活動が少ない事、ギャラが少ない事など何の不満もありませんでした。また、メンバーも同じような気持ちだったのだと思います。
レパートリーはスタンダードが1/3、あとはパット・マルティーノ、パット・メセニー他僕の大好きなギタリストの楽曲でした。パット・マルティーノの楽曲は以前は例の人気曲「The Great Stream」のみでしたが、ライブ演奏を直近で見た影響もあり最近の楽曲からも数曲選んで演奏したり、マルティーノ直系のデイブ・ストライカーの楽曲も好んで演奏していました。
下の動画はこのメンバーで初めて新宿Jで演奏した時のものですね。画面が暗くて見ずらいですが、ご覧になってみてください。僕のギタープレイ、当時はほんと指が滑らかに動いて良かったのですが、淡々と弾ききまくっているだけであんま面白くありません。まー、これは今も同じかw。阿部君、辻君、西尾さんのプレイは本当に素晴らしいです。阿部君のリズミックなプレイや辻君のスイング感、そしてソリストを強力にプッシュする西尾さんのプレイ。とにかくもう最高です。こんなメンバーとやれて改めてよかったと思います。
