僕の音楽史(201)
「ヘリテージ・インターナショナル・ジャズ・ギター・コンペティション」の記事をジャズライフで見つけました。「インターナショナル」ってくらいなので、日本で優勝すると世界大会があるようです。もちろん自分のプレイがそんなレベルであるとは思っちゃいませんでしたし、今までコンテストで優勝してきたのはバンド演奏です。どっちかっていうと素晴らしいメンバーのおかげであることも分かっていました。ただ、あわよくば入賞、特別賞みたいなやつに引っ掛かってギターもらえないかななどと邪な考えが浮かびました。審査員を見ると師匠の布川さん、そして布川さんと師弟関係にあった当時絶賛売り出し中だった矢堀さんの2人が審査員でした。矢堀さんは布川さんを通して名前はよく聞いていましたが、当時はまだ面識がありませんでした。
テープ審査で楽曲を送ることになっていたので、横浜のコンペティション・グランプリの副賞で録音したCDの中から1曲録音して応募しました。多分タイトル曲の「The Great Stream」を録音したと思います。
審査結果が封書で送られてきました。結果は残念ながら 「落選!」
ギターがもらえなくて残念でしたが、何の欲もなかったので、大してがっかりではありませんでした。がっかりどころか、布川さん、矢堀さんというグレイトなギタリスト2人の審査員寸評を見て満足でしたw。
布川さん : もう君はこういうの出すの止めなさい!
矢堀さん : とにかく上手い。トーンもあまりにそれっぽく、凄い。
大変素晴らしいプレイ。言うこと無し。良く研究しています。
恐れ入りました。
今この手紙を見るとこの時グランプリを取ったのは何とグレイトギタリスト「小沼ようすけ」さんでした。いやー、恐れ多いです。こんな人が応募していたら、入賞なんてできる訳ありませんw。
布川さんの指示に従って、今後このようなコンテストには一度たりとも応募していませんw。
