Pat Martino奏法研究【完全版】第2章 Horizontal Movement(2)
(1) Form1
一番使われているポジションなのではないでしょうか?逆にこのポジションしか弾けない人も多いと思います。どのFormでもそうなのですが、それぞれの弦の一番左側の音は人差し指で、右側の音は小指を使って、しっかりとポジションを固定して弾くと良いと思います。ところどころ指板図にない音(ドリアンスケール以外の音)も経過音として使っています。
(2) Form2
このポジションはGm7(Gドリアン)というよりもB♭△7のときによく使う方が多いのではと思います。動画でもところどころB♭△7のアルペジオを弾いたりしています。
(3) Form3
このポジションはあまりなじみがないでしょう。ただ、Cミクソリディアン(C7)と考えてみれば(Gm7⇒C7にコンバージョン)理解できるのではと思います。
(4) Form4
Form1の指の形を5弦から始めると考えれば理解できます。したがって(1)を知っていれば容易に使えるようになるのではないでしょうか?
(5) Form5
一番なじみのないポジションと思います。僕もPatのビデオを見る以前は全く使っていませんでした。
次回はいよいよこの5つのFormのHorizontal Movement(水平の動き)について解説していきます。
