僕の音楽史(185)
ここからは1994年です。新しいバンドはフロントに僕にギターとアルトサックス、そしてピアノ、ベース、ドラムのクインテットです。ドラムスは変わらず宇山君にお願いしましたが、あとはみな初めてのメンバーです。
あらかじめお断りしておきますが、このバンドのお話しは、僕と宇山君以外のメンバーは名前を伏せて語っていきます。なぜかというと、ドラムの宇山君以外のアルトサックス、ピアノ、ベースの3人とはこのバンド以降に全くお付き合いがないからです。しかも、そのうち2人は現役でバリバリと活動しているミュージシャンなので、僕ごときがあまり余計なこと書くと迷惑がかかるのでは?とか色々考えるからです。したがって写真や音源も一切なしにしますことをご了承ください。また、僕の身近な方でこのバンドを知っている方も、コメント等でメンバーの事を明かさないようお願いします。
アルトサックスを新たにバンドに入れたのは、前回も書いたようにデイブ・ストライカーというギタリストにはまり、彼のクインテットの演奏を意識していました。
彼は既にアルバムをスティープルチェイスから量産していて(下写真、この時点で未発表のCDもあります)、新宿ディスクユニオンで片っ端から買いまくって、むさぼるように聴いていました。フレーズ・コピーもかなり行いました。なにせ彼もマルティーノ直系のプレイヤーでしたので、コピーは比較的楽でした。まんまのフレーズがあったりしましたのでw。

バンドのレパートリーにはデイブのオリジナルや彼の演奏曲も取り入れていきました。リハーサルは今までどおり東工大の部室を使わせてもらい、前回のバンドでブッキングした流れで「新宿J」でたまに演奏させてもらったりしました。また、メンバーは違いますが、昨年の浅草、吉祥寺ジャズコンテストで優勝した関係で、ゲストや各種イベントの演奏仕事がありましたので、演奏活動は仕事やりながらやるには比較的忙しく充実していました。
こんな時に衝撃のビデオ映像が発売されることを知りました。