Pat Martino奏法研究(31)
今回は3小節から5小節まで、第1ポジションから第5ポジションへの移動です。
第1ポジションは14~17フレットの間、第5ポジションは11フレット(3弦のみ)~15フレットの間、グレー色の14、15フレット部分がダブりの部分です。
下図の意味が分からない人は、前回の(30)の投稿で解説しているのでご覧になってください。
フレットの中の番号1~8は下の譜面3小節目部分、前回1~3小節の中で解説でしたので、すでに解説済みですね。番号9、10、11と第1ポジショント内で弾いた後、いよいよポジション移動です。11→12→13が今回のポイントです。11を人差し指で弾いた後、人差し指のまま12、13とフレットを左に移動し、これで第5ポジションへの移動が完了です。あとは、14~24までは第5ポジション内で弾きます。第5ポジションはポジション内で1フレット左移動がありますので注意してください。
人差し指のままの移動はゆっくりやると簡単ですが、マルティーノはテンポが速くともこの動きのまま音がつながることなく、ひとつひとつキチンと弾くのは凄いですね。
1~5小節目まで連続で弾いてみてください。毎回必ず1小節目にさかのぼって連続して練習してくださいね。

