FC2ブログ

記事一覧

ソロ・ギター道場(48)

【G Blues (6)】

 ブルース最後の解説10~12小節目の部分です。

 ここは1小節目のG7に向かうところですが、それこそ限りないパターンが考えられると思います。ありきたりの3パターンを紹介します。この「ありきたり」がいつもしっかり出てくることが、実は大切だと思います。

 パターン1はⅠ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴとやる、G7-E7-A7-D7ですね。基本中の基本でベースラインを入れ、半音進行するだけで気分はジョーパスです。



 パターン2はG7 B♭7 A7 A♭7 です。B♭まで上がって半音で降りてきます。ソロでは僕はあまりやらないですが。



 パターン3はジョーパスがよくやります。G7 / B♭7 E7 | E♭7 D♭7 D7 A♭7 |みたいな感じです。E♭→D♭→Dという様にD7を目的にE♭とD♭で挟み撃ち、ディレイド・リゾルブ(遅れて解決)と理論書には書いてあります。



 次回は今まで書いてきたことを応用してブルース演奏を通してやってみたいと思います。

ソロ

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com