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ギター購入騒動記(128)

2020年1月12日(日)楽器を売って手に入れるか?!

「まだ調査中やセットアップ調整が終わっていないのではっきりしたことは言えないのですが、XX万くらいを想定しています。」

 「えっ?まじですか?」

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 想像以上に価格は下がっています。やはりこの手のビンテージ楽器はオリジナル・パーツってのは大切なのでしょう。僕にとってオリジナルはそんなに重要ではありません。ペグやフレットなどは新しい方がいいです。むしろ重要なのは、一番はもちろん「音」なのですが、ルックスでいうと「ギザギザ・テールピース」と「ボディ前面に大きな打痕や傷がないこと」と「ウェザーチェックはほどほどに」なのです。この楽器は嬉しいことにこの3点を十分満たしていました。

 試奏に来た時は正直全く買う気などなかったですし、買おうにもさすがに資金不足と思っていました。ところがこの価格なら手持ち楽器を売って残りを手持ち資金を足せば買えない金額ではありません。

 一旦はギタプラを後にし、帰宅途中の電車の中で考えました。

 「よし、所有楽器4本を売ろう!先ずはGreco175もどき、そしてフェンダージャパン・テレキャス、アイバニーズのエレガット、うーん、よし、オービルの175も手放すしかないか?!」


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 もちろんこの4本売ったところで例の63年175の金額には達しませんが、半分以上はまかなえます。

 ギタプラSさんには63年175の正確な販売価格と4本の所有楽器の下取り予想額およびオービルを売ってまで手に入れる価値のある楽器かを再度見極めるために後日来店する旨をメッセージで送りました。

 ところが、自宅に帰ってオービル175を久しぶりに弾いたところ、この楽器の素晴らしさを再認識してしまい、手放せなくなってしまいましたw。
 

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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