ギター購入騒動記(124)
翌日12月9日会社から帰宅すると予定通りアンダーサドルのピエゾ・ピックアップが届いていました。早速取り付けにかかります。

まずは何の加工もせずにサドル下に埋め込み、元々の本体プリアンプに接続します。通常のエレアコと違ってボディ裏はパックリ開けることができるので、プラグ は簡単に挿すことができます。

「音が出る!」
プリアンプは壊れていたわけではなかったってことですね。プリアンプもチューニング・メーターもちゃんと作動します。
チューニングをして実際の弦高を確認します。以前のピエゾより多少薄型のおかげか、壊れる前の弦高より多少低く感じられます。思ったより弾きにくくはなく、なんかこのままでも良いかなと思ってきました。音も以前のピエゾと全く遜色ありません。これが数千円ですから驚きです。
しっかりとした音量で鳴らすため、階下のピアノ部屋にマルチエフェクターとアンプを持って音出しに行きます。そして、そこで気がついたことがあります。
「だめだ、これじゃ使えない!」
大きな音を出して気がついたことがあります。4〜6弦の音量に比べ、1〜3弦の音量が極端に小さいのです。
再度弦を緩め、何回かピエゾを装着し直したりしました。サドルとしっかりと接触するように注意深く装着し直しますが、状況は全く変わりません。
「数千のピックアップっちゃ、こんなもんか!」
がっくりしましたが、何れにしても、やはり面倒くさがらず弦高を下げるだけはやっておこうと思い、買っておいたサンドペーパーでサドル削りはしておこうと思いました。