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僕の出会ったギター達(24)

【 Gibson Memphis 1959 ES-175 VOS 2012(2)】

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 写真の楽器、今回は生音をお聴かせします。



 2012年に生まれた楽器、まだ7歳の誕生日を迎えたばかりの楽器ですが、1959年のES-175を再現した楽器ということもあってか、生音も結構ビンテージっぽいです。僕的にビンテージの音っていうのは「硬質で乾いた音」の事です。特に1〜3弦の音が新しい楽器とまるでサウンドカラーが違うと思っています。僕の所有するビンテージ楽器、1952年製のES-175に比較的近い感じです。スペックを再現した結果ビンテージ・サウンドになるのか、そこまで考えて制作しているかはわかりません。

 一方で5、6弦を弾いた時はしっかりと箱鳴りがします。弦を張ったばかりの時は硬質な感じが多少気になり、少し「暴れ馬」みたいな感じがしますが、数週間くらい経つと落ち着いてきて味が出てきます。そして、ネック中央くらいでコードをザッと鳴らした時の何とも言えない「鳴り」が生まれてきます。

 前回も書きましたが、この楽器はライブ前のリハ後、アクシデントからネックとヘッドの間に大きな亀裂が入り、1ヶ月ほどリペアに出していました。心配していた音に関しては全く問題なく、それどころが1から3弦の鳴りがかえってよくなったのでは?と思わせるくらいです。

 次回はアンプ音です。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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