僕の音楽史(159)
武田、一色、脇、西尾の4人でのライブは1992年6月と7月に計2回、いずれもウッディベルというライブハウスでした。そして、これを最後にこのメンバーで活動することは残念ながら一度もありませんでした。
理由は喧嘩したわけでもなんでもなくw、ドラムの西尾さんが海外勤務(UC Berkeley?)になったからでした。もちろん西尾さん抜きで別のドラマーを探して活動を続けることは可能だったと思います。ただ、このバンド、一応僕がリーダーとは言っても、音楽的に西尾さんの比重がかなり大きかったですし、ベーシストの脇君は西尾さんが呼んできたこともあって、西尾さん抜きで活動を続けるイメージがあまり湧きませんでした。また、「バンドをやりたい!」「人前で演奏したい!」と言った当初の願いが一旦叶ったことで、活動を継続する気持ちが多少薄れてきたのかもしれません。
この年10月にトリオで同じくウッディベルでライブがありましたが、その時はベースは脇君、ドラムスは今現在も「信州ジャス」を始め、多方面で活躍しているドラマー、プロデューサーでもある「平井景」君の3人で行いました。彼も一色君や西尾さんと同じく東工大のジャズ研メンバーで、部室で練習している時に顔を合わせることがあり、知り合いになっていました。
こうして僕の最初のリーダーバンドは比較的短命に終わりました。西尾さんとはこの後のリーダーバンドでも再びドラムを叩いてもらうことになりますし、ここ数年でも何回か一緒に演奏する機会がありましたが、一色君や脇君とは今現在も残念ながら一緒に演奏する機会はこの時以来一度もありません。
下に音源をリンクしておきます。2回のライブ演奏の中から「All The Things You Are」と「Swingin' At The Haven」です。
