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僕の音楽史(158)

【1992年】

 リハを重ね、そこそこ音がまとまってきたところで、人前で演奏したいと強く感じる様になってきました。ベースの脇君やドラマーの西尾さんなんかはもうすでにライブハウス等に出演経験があったと思いますが、僕はまだ東工大の学園祭以外では人前で演奏したことはありませんでした。もちろん大学時代のビッグバンドではそれこそ数えられないほど人前で演奏してきましたが、所詮は17分の1(メンバーは全てで17人)でしたので「自己のリーダー・カルテットでライブハウス演奏」って言うのとは全く意味合い違っていました。

 当時はまだ「ジャズライフ」という月刊誌を毎月購読していたと思います。後ろの方のページにライブハウスの出演者スケジュールが出ていて、いくつかのお店では出演者募集を行なっているお店がありました。具体的なお店の名前は忘れてしまいましたが、いくつかのお店にリハーサルの時の録音をカセットテープを送ってみました。

 そんな中で西麻布「ウッディ・ベル」というライブハウスから連絡が来て、めでたく出演が決まりました。

 脇君のホームページの中で彼は自分が参加した演奏について全てスケジュールを掲載していて、その記述によると初ライブは1992年1月15日」となっているのですが、僕のその時の生録カセットを所有していて、そこには「1992年6月5日」と書いてありますので、こちらの方が正解なのではと思います。

 その時の演奏テープは聴き返していませんが、それに向けてのリハーサルの中から4曲ほどYoutubeに上げておくので興味のある方は聴いてみてください。

曲は
1.The Great Stream
2.The Good Life
3.Herbie's Hand Cooked
4.Swingin' At The Haven



 この日のライブ演奏が人生初の「ギャラをもらって行った演奏」でした。演奏の対価としてギャラをもらたことをして「プロ」あるいは「ギタリスト」と呼ぶのであれば、僕のギタリストとしての経歴のスタートは「1992年6月5日」ということになります。

 Live91.jpg

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に4年間師事。その後、自己のバンドで各種コンテストに参加する。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。その後は2014年夏より活動を再開。
現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブや講師として活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方にはリモートでも教えています。レッスン内容や頻度は生徒の方々の希望に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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