僕の音楽史(156)
年が明けました。変わらず、武田g一色p脇b西尾dsの4人で東工大部室での日曜リハを各週ペースで続けていました。
この頃から全曲スタンダードから有名ミュージシャンのオリジナルを演奏するようになっていきました。リハーサルをしっかりやっていることもあって、キメやアレンジが施してある多少難しい曲や自分の好きなミュージシャンの曲を演奏したくなるのは当然です。ほとんどの曲は僕と西尾さんが持ち寄っていました。どんな曲であろうとピアニスト一色君の強力な絶対音感のおかげで、簡単に譜面ができあがるので、大変助かっていました。
どんな曲をやっていたかというと下に代表曲をいくつか紹介します。
僕が持って来た曲は
H&H / The Good Life / The Great Stream などなど
当時は(今もそうですがw)マルティーノ&メセニーの2色でしたので....。最初の曲はメセニーのオリジナル・ブルース、2曲目はオーネットの曲ですが、メセニーがグループを離れてコンボ演奏で散々演奏していました。3曲目は現在もライフワークwとして弾き続けているマルティーノの代表作です。
一方、西尾さんはこんな曲を持って来ました。
Swingin' At The Heaven / Loose Blues / Herbie's Hand Cooked などなど
最初の曲はブランフォード・マルサリス(父親エリス・マルサリスの作品?)、2曲目はエバンス&ジム・ホールの作品でアルバム・タイトルにもなっていた曲です。3曲目はディジョネットの曲ですね。
結婚したての頃はかみさんがピアノ弾きの関係もあり、ピアノ・トリオのレコードを買いあさり、その後、管楽器の名盤も買いまくっては聴いていましたが、バンドをやるようになってからはまたギタリスト、しかも、両パットwばかり聴くようになっていました。西尾さんが持って来た曲などをきっかけに、ギタリスト以外の曲を聴き、どうギターで演奏するかを考える機会が増えましたし、メセニーを通してオーネットをまた聴き返したりと、少し音楽性が広まった気がしていました。
上の曲が入った代表アルバムのジャケットを貼っておきます。Youtubeなどで簡単に聴くことができると思いますので、まだ聴いたことのない方は一度聴いて見ると良いと思います。




