僕の出会ったギター達(14)
今回は「アダマスもどき(笑)」の生音をお聴かせします。
僕が80年代によく聴いたコリエルや香津美さんが弾いていたアダマス、あるいはその頃ポップス系の人が好んで弾いていたオベーションの音のイメージそのままの音がする感じです。良い意味で僕はこの音を「ウォークマンの音」と例えています。硬質なシャリシャリした音、低音ははっきりと聞こえて来ますが、ズシズシとくる重低音ではありません。でも、僕はウォークマンの音は大好きです!
他の生ギターに比べてどうとかは僕には正直わかりません。スティールの生ギターはこの楽器を含めて数本しか弾いたことがないからです。コスパが良いかもわかりません。この楽器、新品で7万弱くらいだったと思いますが、他の7万のエレアコはもっと良い音がするのか、こんなものなのかも実はわかりません。皆さんがこの動画を聴いて判断していただけますか?
この楽器はライブで一度も使ったことがありません。もちろん編成的に登場する機会がないのも理由ですが、弦高が高すぎるのとテンションが強すぎて、数曲弾くだけで左手が死んでしまいます。僕は一時期、フルアコに1弦0014を張り、弦高をかなり高くしていて、普通の人よりもかなり左手の力はかなりあると思っているのですが、そんな僕が弾いてもこれはかなりきついですね。動画でも単音のフレーズが音が滑らかにつながらず、きついのがわかると思います。この楽器、12フレットあたりは弦高7mmくらいあるように見えます。アコースティックってこんなものなのでしょうか?
ブリッジを削り、弦高を下げない限り絶対にライブでは使えません。でも、機会もなく、お金ももったいないのでそのまま放置です(w)。
次回はアンプ音をお聴かせいたします。
