ギター購入騒動記(103)
「GK同好会」というフェイスブックのグループがあります。これはギタリスト矢堀さんが立ち上げたグループで、GK-3ピックアップを使ったエフェクト(GP-10やVG-99など)の情報交換の場です。僕は5月から、ほぼ設立の頃からメンバーに加わっていて、不定期に投稿したりしていました。僕はGP-10ユーザーであり、所有のギター3本にGK-3ピックアップを取り付けていますので、この同好会での記事は比較的有益な情報を得られる場として利用していました。


まさに、ES-175を買ったその日のことです。このグループのある人の投稿と写真が目に止まります。この前、赤坂ヴァーチュオーゾでの同好会の集まりでお会いした青柳さんの投稿です.

投稿の内容は「MIDIスイッチ活躍中」というコメントと上の写真です。
「???なんだろう」
矢堀さんがコメントしています。
「GP-10とMIDIスィッチャーをこの変換器に接続してパッチの切り替えができる」
最初コメントを読んでもなんのことか全くわかりませんでした。ネットでいろいろ調べます。そして、理解します。
「GP-10のパッチをスイッチャーで1発切り替えができるってわけか!?」
GP-10ユーザーでない方のために簡単に説明します。GP-10は99種類の音源(パッチ)を作り込むことができるマルチエフェクターです。ただし、パッチの切り替えはUP/DOWNのフットペダルだけで切り替えることしかできません。これはどういうことかと言うと、ある1曲の中で音色を2色以上使い、瞬時に切り替えるにはそのパッチが隣り合わせに並んでいないとダメということです。したがって、僕はライブで演奏する曲に合わせてその都度並べ替えをしたりしていました。
矢堀さんがよく「GP-10は素晴らしいが、MIDI端子をなんで作らなかったかな」と言っていた意味がこれでやっとわかりました。
写真に写っていたMIDX-20という変換器、ネットで調べてみます。どうやらスウェーデンの方が個人的に(作って)販売しているもののようです。

便利だなとは思いましたが、僕は一応ジャズ・ギタリストなので(笑)、曲中の音色切り替えはせいぜい2種類くらいです。今までのように並べ替えで対応すればいいやとその時は考えました。