僕のレコード棚公開します!(7)

【メンバー】
ジョージ・ベンソン(g)ミッキー・タッカー(p)ジョージ・デュヴィヴィエ(b)アル・ヘアウッド(ds)
【曲目】
A面
ラブ・フォー・セール
マスカレイド・イズ・オーバー
B面
ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー
オール・ブルース
ギタリストとしてのジョージ・ベンソンの紹介です(笑)。
現在、このブログでパット・マルティーノ奏法研究なるものを僕は書いておりますが、実はベンソンのことも彼と同じくらい研究しました。マルティーノと同じくらい大好きですし、ある意味、世界で一番うまいと思ってます。あんな「たらこ」のような指をして、何であんな早いパッセージやハイポジションが弾けるのでしょう??
大学時代に「ブリージン」や「ロスの週末」といったアルバムを聴き、いわゆるバックのサウンドはフュージョン(死後?)っぽいのに、グリグリのジャズ・ギターを弾きまくっている彼に一発でノックアウトされ、その後「ブルー・ベンソン」「ボディー・トーク」といったジャジーなサウンドにのめり込んでいきました。でも、何かアルバムとして物足りなさを感じていました。それは「彼がスタンダードを思いっきり弾いている演奏を聴いてみたい!」ということでした。そんな時、このシリーズ・アルバムが発売されました。初めて聴いたときは、もう失神しそうになってしまいました!それほど、凄いです、凄すぎます!
何の打ち合わせもなく、その場で曲を決め、「ワン、ツー、スリー」って感じで演奏し始めてるのでしょう。ジャズの醍醐味はやっぱりこれです。ジャズ研の部室の様・・・っていうか、部室でこんなすごい演奏ができるやつらは、ジャズ研には存在しないですね(笑)。
太字2曲の演奏が特にお勧めです。これ聴いてノックアウトされた人は、Vol2、Vol3と進んでいってください。全編スタンダードで、早いパッセージのオンパレード!もう、当分ギター弾く気はなくなってしまうでしょう。
とにかく、ベンソンは「真っ赤に燃え上がる!」、マルティーノは「青白く燃える!」、そんな感じですか?!二人が熱くなったなったときの感じは。
今回はちょっと熱く語ってしまいました!!