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僕の音楽史(141)

【1987年】

 「あれ?、Gm7(♭5)のフレーズ、この前コピーしたB♭m7のフレーズと全く同じだ。何でだろう?????」

 これが、僕がマイナー・コンバージョンを発見したきっかけでした。

  今までコピーしてきたパットの譜面を見ながらフレーズを弾いてみます。

 「あ、ここもそれぞれ違うコードなのに同じ音列(フレーズ)を弾いている!」

 こんな感じで、同じフレーズを弾いている違ったコードの相関関係を調べてはノートに書き出していきます。ざっと数週間で以下の等式が成り立つことがわかりました。

Ⅰm7(♭5) = ♭Ⅲm7 
Ⅰ△ = Ⅵm7 
Ⅰ7    = Vm7
Ⅴ7  = ♭Ⅵm7

 そして書き出した後に、ハッと思いました。

 「右側は全部マイナー7thだ。頭の中でコードを置き換えてしまえば全部マイナースケールで弾けちまう!」

 今までは、コードひとっつひとつにスケールを当てはめて考えていました。でも、覚えなくてはいけないスケールがたくさんあって覚えきれません。また、スケールとして音列を覚えても譜面を見てすぐにそのスケールが頭に浮かばないし、運指もスケールごとに違うので、僕にとっては大変難しく、いっこうにスタンダードが弾ける様にはなりませんでした。でも、この考え方なら、頭で機械的にマイナーコードに置き換えてしまえば、あとはアウトプットはマイナースケールだけ、運指は一緒で、ポジションや始める音が違うだけです。

 大学生の頃から地道に練習してきましたが、全くジャズギターは上達した気がしませんでした。ロックギターは弾き始めてから割とすぐに上達をしたので、「俺はジャズギターにはむいていないのかな?」とまで考えていました。

 今まで独学でやってき断片的な知識や技術が音を立てて繋がり始めました。何年経ってもスタンダードがろくに弾けなかったのに、この「世紀の大発見(笑)」の後はあっという間に弾けるようになりました。

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プロフィール

武田 謙治

Author:武田 謙治
1962年生まれ 新潟県出身
小4よりクラシックギターを始める。
中学~高校時代はロック、フュージョンに傾倒。
慶應義塾大学入学と同時に、慶應ライトミュージックソサェティに所属し、ジャズの演奏を始める。
卒業後は、働きながら音楽活動を継続し、ジャズギタリスト布川俊樹氏に師事し、各種コンテストにも参加。
【主な受賞歴】
浅草JAZZコンテスト グランプリ受賞
吉祥寺JAZZコンテスト グランプリ受賞
横浜JAZZプロムナード '94 コンペティショングランプリ受賞 横浜市民賞受賞
キングレコード「日本ジャズ維新塾」 グランプリ受賞 岡安芳明賞受賞
 
1990年代は精力的に活動をしていたが、2000年に入り、十数年の間活動休止。2014年夏より活動を再開。現在は、都内を中心に、「日本一ギターのうまいサラリーマン」を目標にライブ活動中。


【ギター教えます】
 僕は有名ミュージシャンではないですが、ずっと独学でやってきて「ジャズのアドリブが全くできない」とか「そこそこ弾けるようにはなったが、なんかジャズっぽくないなー」など、自分のギター・プレイに不満な方や伸び悩んでいる方の気持ちは一番わかっているつもりですし、そんな方達の手助けができるかなーと感じています。また、このブログで連載している「Pat Martino奏法研究」や「ジャズギター裏口入学」等について「もっと詳しく教えてほしい!」とか「一週間に一回ペースの小出しでなく、時間をかけてじっくり教えてほしい」みたいな人にも力になれるかな?と思ってます。

 東京都杉並区に住んでいますので、通える方は僕の自宅、遠方の方や通うのは大変という方に「Skype」で教えています。レッスン頻度は教わる皆様に合わせて決めています。

 興味のある方はメールやメッセージ、もしくはブログのコメント送信等どんなやり方でも良いのでご連絡くだされば詳細をお伝えいたします。

 それではお待ちしています!!

Mail : rymk.takeda@gmail.com

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